来年3月に卒業を迎える中学3年生を対象にした今年度1回目の進路希望調査の結果が4日発表され、県立高校全日制の倍率は1・13倍になりました。

栃木県教育委員会によりますと来年3月に中学校を卒業する生徒は私立などを含めて182校1万7千603人で、今年3月と比べて107人増えています。このうち高校への進学を希望している生徒は97・8%に当たる1万7千212人でした。

県立高校全日制は募集定員1万1千475人に対し進学希望者は1万3千11人で倍率は1・13倍になっています。去年の同じ時期と比べて0・04ポイント減少しています。倍率が2倍になったのは宇都宮中央・普通科の2・42倍など3校4科であった一方で、定員に満たないのは31校57科にのぼっています。また、県外の高校に進学を希望している生徒は631人でした。

栃木県教育委員会では2回目の調査を来月1日に行いその結果を来年1月に発表する予定です。