初出場の栃木 決勝進出の快挙 全国障害者スポーツ大会・サッカー
全国障害者スポーツ大会のサッカーです。この種目、初出場で決勝進出を果たした栃木が強豪の東京と激戦を繰り広げました。
栃木県チームは中学3年生から社会人まで幅広い年齢のメンバーで構成され、大会初出場ながら鹿児島県、札幌市を破り決勝に進出しました。
緑のユニホームが栃木、白のユニホームが東京です。
GKでキャプテンの中嶋達也選手を中心に無失点で勝ち上がった栃木に対し、東京は2試合で13得点を挙げる高い攻撃力を誇ります。
試合は前半から東京が細かいパスやロングパスでゴールに迫りますが、栃木は固い守備で守り抜き0ー0で折り返します。
後半、栃木は右サイドでボールを奪うと、そのままペナルティエリア近くまで走りシュート。相手GKがはじきますが、すぐにキャッチされ惜しくも得点にはなりません。
その後は押し込まれる時間が長くなりますが、中嶋選手のファインセーブなどディフェンス陣の鉄壁の守備で跳ね返し勝負は延長へ。
延長前半でも互いに譲らず迎えた延長後半、東京のCK。ゴール前で合わせられたボールが無情にも栃木ゴールへ。大会で初めての失点を許します。
追いつきたい栃木でしたが、緊張の糸が切れたのかその後は立て続けに2失点。しかし、強豪の東京を相手に足を止めることなく延長まで食らいつき大会初出場で準優勝に輝きました。
