板倉滉(撮影:岸本勉/PICSORT)

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19日、日本代表のスタッフで、ドイツの日本サッカー協会事務所に滞在している理学療法士の中條智志氏が取材に応じ、板倉滉と浅野拓磨の状態について言及した。

6月の日本代表戦で素晴らしい活躍を見せ、一気にレギュラー争いに加わったDF板倉と、大迫勇也不在の試合で先発を任されてきたFW浅野は、ともに9月に負傷。板倉は左ひざ内側側副靭帯の部分断裂、浅野は右ひざ内側側副靭帯断裂を負ったが、2人とも保存療法を選択した。

その2人は、チームでもリハビリを続けると同時に、デュッセルドルフに開設されている日本サッカー協会オフィスで理学療法士の施術を受けている。

中條氏は2人のケガの部位について「保存療法がスタンダードな治療法の選択」だったとし、手術にならなかったことから「ある意味ラッキーだったっていうような捉え方」ができるとした。一方で「重症度としてはそれなりのもの」で、「ギリギリのところだった」と分析していた。


【文:森雅史/日本蹴球合同会社 撮影:岸本勉/PICSORT】