甲府が吉田達磨監督の今季限りでの退任を発表…ジャイキリ連発で天皇杯制覇も、J2では18位に沈む

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 ヴァンフォーレ甲府は18日、吉田達磨監督が契約満了に伴い今シーズン限りで退任することを発表した。なお、来季の監督については決定次第、あらためて発表される予定だ。

 1974年6月9日生まれの吉田監督は現在48歳。柏レイソルや京都サンガF.C.などでプロキャリアを歩み、現役引退後は柏レイソルユースで指導者キャリアをスタートさせた。その後、柏レイソルやアルビレックス新潟、2019年5月からはシンガポール代表を歴任。そして2022年に、自身2度目となるヴァンフォーレ甲府の監督に就任した。

 2017年以来となる明治安田生命J1リーグ昇格を目指したヴァンフォーレ甲府だったが、シーズン序盤戦から苦戦を強いられた。J2リーグ第9節から第12節にかけて4連勝したものの、今現在はリーグ戦11試合未勝利で18位に沈んでいる。その一方で、天皇杯ではジャイアントキリングを立て続けに起こす。北海道コンサドーレ札幌、サガン鳥栖、アビスパ福岡、鹿島アントラーズを撃破して、クラブ史上初となる決勝戦に進出。今月16日に行われた同大会決勝戦では、PK戦の末に、サンフレッチェ広島を下して、初優勝を成し遂げていた。

 吉田達磨監督は、ヴァンフォーレ甲府退任に際し、クラブ公式サイトでコメントを残している。

「日頃よりヴァンフォーレ甲府を支え、応援してくださっている山梨県の皆様、スポンサー企業の皆様、そしてファン・サポーターの皆様、2022年シーズンも共に戦っていただきありがとうございます。伊藤彰前監督の後を継続という形で引き継ぎ、皆様のヴァンフォーレ甲府を強く逞しく成長させ、勝利をお届けするためにここまで努力を重ねて参りましたが、多くの勝利をお届けすることは出来ませんでした。選手たちは懸命に走り、身体を張り、成長しようと、勝とうと努力を続けたにも関わらず、多くの勝利をお届けできなかったのは、監督である私の力不足によるものです」

「そんな中、いつもどんな時もチームと選手を押し上げ、一緒に前進しようとサポートして頂いた皆様にはとても深く感謝しています。新たな2023シーズンは、FUJIFILM SUPER CUPから始まり、J1への挑戦とアジアへの飛翔が皆様を待っています。皆様の力強い、熱い、心のこもった援軍が必要です。小粒でも塊を作り、意志を合わせ、大きな壁に喜んで立ち向かって行くチームを、天皇杯決勝の日に横浜にあったあの熱量と一体感で支えてください。一緒に強く明るいヴァンフォーレ甲府を築いて行ってください。残り2試合、チームは全力で走ります。そして来年からはどこにいてもいつも応援しています。一年間本当にありがとうございました」