ザネ(左)とマッチアップする板倉。バイエルンを相手に好プレーを見せた。写真:AP/アフロ

写真拡大

 現地時間8月27日に行なわれたブンデスリーガ第4節で、日本代表DF板倉滉が所属するボルシアMGは、敵地アリアンツ・アレーナでバイエルンと対戦。1-1のドローに持ち込み、絶対王者から勝点1をもぎ取っている。

 開幕から3連勝、15得点・1失点と11連覇に向けて圧倒的な力を見せていた相手に対し、絶大な存在感を発揮したのが、スイス代表GKヤン・ゾマーだ。データサイト『Opta』によれば、この試合で記録したセーブ数はなんと「19回」。ブンデスの1試合最多セーブ記録(14回)を大きく塗り替えている。

 そのゾマーとともに、ドイツ王者の前に立ちはだかったのが右CBで先発した板倉だった。
【動画】ザネの1点もののシュートをブロック!「なんて動きだ!」とボルシアMG公式も絶賛した板倉の身体を張った守備
 開始わずか1分にセネガル代表FWサディオ・マネの速攻を食い止めれば、32分にはドイツ代表FWレロイ・ザネの切り返しに食らいついてシュートブロック。大ピンチを救ったこのプレーを、クラブ公式SNSは「なんて動きだ」と絶賛している。

 また、日本で中継を担当するスカパーの公式SNSもこのシーンに注目。「これ反応できる??」というコメントとともに紹介された投稿には、「板倉守備すごっ」「すげえな」「これ反応されたらビビるよね」「体が反応したってやつだ」「反転での2段ブロックはもはやキャプ翼の世界なんよ」「板倉覚醒しとるな」「覚醒するのは代表だけにしてくれ」「これ元シティ対決」「これカミソリタックル二枚刃やん」といった声が寄せられている。

 ボルシアMGはこれでリーグ戦4試合負けなし(2勝2分)。板倉はいずれもフル出場しており、現地での評価も高い。ワールドカップで対戦するドイツ代表が揃うバイエルンを相手に見せたパフォーマンスは、今日本代表にとっても心強い。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部