波瑠、間宮祥太朗

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 女優の波瑠が12日、都内で行われたカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ「魔法のリノベ」制作発表会に出席し、劇中バディを組む間宮祥太朗とは3度目の共演となるが「頼りになるし安心感がある」と絶大な信頼を置いていることを明かしていた。発表会には金子大地、吉野北人、原田泰造、遠藤憲一も参加した。

 本作は、星崎真紀の同名コミックを実写ドラマ化。住まいに新たな価値を創り出す住宅リノベーションをテーマに、依頼人が奥底に抱えている家や家族に対する問題を主人公たちが解決していく姿を描く。波瑠は、大手リフォーム会社で抜群の営業成績を残しながらも、社内のトラブルに巻き込まれて退職し「まるふく工務店」に営業職としてやってくる真行寺小梅を演じる。

 6月に撮影がスタートし、1か月が経過したという本作。波瑠は「今回の登壇者もわたし以外は男性ですが、撮影現場も男の人がとても多いんです」と語ると「すごく熱気があるなか、会話劇がメインなので、アドリブがすごい。ヒーヒー言いながらついていっています」と撮影の様子を紹介する。

 そんななか、脱サラして家業の「まるふく工務店」で営業職として働き始めるシングルファーザー、福山玄之介ふんする間宮とは、連続ドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」「#リモラブ 〜普通の恋は邪道〜」以来、3回目の共演となる。波瑠は「とてもやりやすいというか、頼りにしております」と述べると「すごく静かな佇まいながらも、ちゃんといろいろなことを面白がっていて、わたしがボソっといったことにも笑ってくださる。とても安心感がある方」と称賛する。

 間宮も「僕もすごくやりやすい」と相思相愛であることを明かすと「前回共演したときも、かなりがっつりやったのですが、今回はさらに関係性も深く、バディとして距離が縮まっていくところを楽しく演じられればいいなと思っています」と期待を口にしていた。

 主演として臨む波瑠だが、作品にちなんで「リノベしたいこと」について聞かれると「脳みそをリノベーションしたい。必ずセリフがストンと入る領域を作って、苦しまずに台本を覚えたい」と発言。遠藤が「全然セリフ覚え平気そうだったよね」と問いかけると「最近台本を覚えるのが厳しくなってきてしまっています。脳みそのしわが減っちゃっているみたいなので」と笑いながら語っていた。

 波瑠は「リノベーションがテーマですが、家をリノベするだけでゃなく、人間関係や家族だったり、全部にかかるテーマです」と間口の広いドラマであることを強調すると「人によって気づかされることってあると思う。この作品を観て、お家と人間関係のビフォーアフターを考えるきっかけになっていただければ」と作品に込めた思いを語っていた。(磯部正和)