NZXTは6月29日、USBビデオキャプチャデバイス「Signal 4K30」と「Signal HD60」、スプリッタケーブル「Chat Cable」を発表した。米国では6月28日より発売している。日本での発売も予定されているが、発売時期と価格は未定。



○Signal 4K30

「Signal 4K30」は、ソフトウェアエンコード方式のUSBキャプチャデバイス。米国での価格は179.99ドル。

「Signal 4K30」

ゲームのストリーミング配信や録画に適しており、最大3,840×2,160ドット/60fpsでのキャプチャが可能。HDR対応のパススルー出力も備え、表示遅延なしで配信/録画中の画面を出力できる。

入力インタフェースはHDMI 2.0×1系統。出力インタフェースはHDMI 2.0×1系統、USB 3.2 Type-C Gen1×1系統。電源はUSBバスパワー。OBS StudioやStreamlabsなど、ほとんどのストリーミング配信/録画ソフトに対応する。本体サイズはW102×D82×H14mm。

○Signal HD60

「Signal HD60」は、1,920×1,080ドット/60fpsでのキャプチャに対応するモデル。米国での価格は139.99ドル。そのほかの仕様はほぼ共通。

「Signal HD60」

○Chat Cable

「Chat Cable」は、ゲーム機などのサウンドをヘッドセットとPCの両方に出力するオーディオスプリッターケーブル。米国での価格は9.99ドル。

「Chat Cable」

音声をヘッドセットとPCの両方に出力したいときに便利で、接続するだけですぐに使用できる。入力インタフェースは3.5mmステレオミニジャック(4極/マイク対応)、出力インタフェースは3.5mmステレオミニジャック(4極/マイク対応)と3.5mmステレオミニジャック(3極)。ケーブル長は2mと余裕のある長さとなっている。