2020年に⾼視聴率を記録したドラマ「極主夫道」。累計550万部の同名コミック(著︓おおのこうすけ/新潮社バンチコミックス刊)を原作に、日本中を爆笑させた大人気ドラマが映画化し、『極主夫道ザ・シネマ』として6月3日(⾦)に公開となります。

数々の伝説を残した最凶の極道“不死⾝の龍”が、⾜を洗い選んだ道はなんと専業主夫!極道時代の外⾒や⾔動が抜けておらず、強⾯にグラサン、スーツの上に柴⽝のキャラクターがプリントされたエプロンを⾝につけ、⾼すぎる主夫⼒で料理、洗濯、掃除など家事全般に命を賭け、時にはご近所のトラブルに奮闘。⽟⽊宏が全⾝全霊、爆笑アクションを連発で演じる“史上最強の主夫”のキャラクターは腹筋崩壊の爆笑コメディとして日本中で話題になりました。

5月24日には、豪華キャスト陣が浴衣姿で集結、公開直前祭を開催!皆さんの浴衣姿が素敵すぎるので、写真多めでお届けします!

撮影以来となる『極主夫道ザ・シネマ』メンバーの大集結。これに座⻑の⽟⽊は「濃いです︕濃すぎるくらいに濃い︕」と笑いつつ「撮影現場が楽しかったことを思い出します。このような⼒のある⽅々と作品を作れたのは、作品にとってもパワーになっています。早くお客様に観ていただきたいです︕」と笑顔。

劇場版ならではのパワーアップポイントについて⽟⽊は「吉田さんや松本さんら強⼒な⽅が登場していただいたことで、ドラマのスケールからさらに大きくなりました」と新キャラ登場に手応え。イタリア風味のマフィア・近藤役の吉田は「この世の中にイタリア風マフィアなんていませんから、演じる上で手がかりがさっぱりなかった。でも⽵中直人親分を筆頭にふざけた人ばかりだったで、クヨクヨ悩まず飛び込みました」と振り返ります。

近藤はイタリア語を連発するキャラクターだが、吉田は「大変でした。イタリア語を⾔っている自分が嘘くさくて、お前は本当にわかって⾔っているのか︖という自問自答をしていました」と苦笑い。⽟⽊から「そんな不安を抱えているとは思えない迫⼒と圧があった。やはり鋼太郎さんは凄い︕」と唸られると、⽟⽊とは何度も共演経験のある吉田は「僕なんかよりも今回の⽟⽊君は凄い︕それこそ圧が凄くて、本当に龍にしか⾒えない。⼀⾒の価値がございます︕」と絶賛。

本作では龍(⽟⽊)をめぐる、美久(川⼝)と⻁春(松本)との恋のバトルも⾒どころに。川⼝は「⻁春とバチバチやらせてもらったことで、龍ちゃん愛を表現できればと思いました」と解説。松本は「私が演じた⻁春の“剛拳の⻁”⻁二郎の妹で“広島レディース連合3代目元総⻑という肩書が凄い︕洋服もピンクの特攻服で…。でも中⾝は純情というそのギャップもいい」と役柄を紹介。⻁春は広島弁でヤンキー⾔葉をまくしたてるキャラだが「皆さんが自由にアドリブをされる中で、私は弁でのアドリブができず、『ウッ︕』としか⾔えませんでした」と松本は思い出し笑いだった。

龍の舎弟として今回も大活躍した志尊は「ドラマで⾊々とやり過ぎて映画で体を張った記憶がない。こんなもんか…という感覚です」ともはや感覚麻痺!?カーアクションにも挑んだ滝藤は「あまりにも危険に⾒えて『俺を殺す気か︕』と自分でやることを全⼒で否定したら、ワイヤー⼀本で⾞から宙吊りになっている⽟⽊さんの姿があって…。⽟⽊宏ヤベえぞと。結局僕もやらざるを得なくて⾷らい付いてやりました︕」と熱演を報告。

爆笑シーンについて⽵中は、吉田との初共演に触れて「遠い距離から『ジジイ︕』と罵り合ったのが楽しかった。『お前の⽅がジジイだろうが︕』と⾔われたときは嬉しかった」と謎の笑顔。それに吉田も「楽しかったですね〜︕最後の⽅は『おい吉田︕』と⾔われて、もはや役名ですらなかった。もちろんそこはカットですけどね」と和気藹々の舞台裏を紹介した。ドラマに引き続き、そんな⽵中との夫婦役共演に稲森は「⽵中さんのアドリブの熱量が凄い︕その洗練されたパフォーマンスには刺激を受けました」と驚きの表情。

壇上では“公開直前祭”ということで、⽟⽊・川⼝・志尊・稲森チームVS吉田・松本・滝藤・⽵中チームで輪投げ対決を実施。⽟⽊が「⼼強いメンバー︕稲森さんも本番に強いですから」と意気込むと、稲森も「やるよ︕」とやる気満々。ところが勝負の結果は、吉田・松本・滝藤・⽵中チームの圧勝だった。ゲーム中「やばっ…」と焦っていた大将・⽟⽊の得点はなんと0点︕⽟⽊は「100ポイントしか狙わず、結果⼀個も入りませんでした。0点はやばい…」と敗戦の弁でした。

撮影:山口真由子

(C)2022「極主夫道ザ・シネマ」製作委員