2020年に部員1人から活動を始めた小学生の硬式野球チームが4月、はじめての公式戦に出場することが決まり、宇都宮市内のホテルで大会を前に発足式が行われました。

小学生の硬式野球チームのひとつ「宇都宮河内ボーイズ」は2020年9月に設立しましたが、当初は部員がたったの1人。

その後も新型コロナウイルスの影響などで部員の募集が思うようにできませんでしたが熱心な勧誘活動のかいもあって、現在は20人が在籍しています。部員の増加に伴って練習の環境も整ったことなどから初の公式戦への出場が決まりました。

3日の発足式では宇都宮市の佐藤栄一市長から「関わってくれている人への感謝の気持ちを忘れず野球を通して人間力を高めてほしい」と、宇都宮河内ボーイズのメンバーに熱いエールが贈られました。

また、宇都宮市内で活動する和太鼓クラブ「楽(らく)」による和太鼓の演奏や、栃木ゴールデンブレーブスのチアパフォーマンスチーム「ゴールドラッシュ」のチアダンスが披露され、チーム発足に花を添えました。

宇都宮河内ボーイズが挑む初の公式戦は10日から始まる関東ボーイズリーグ大会。念願の初勝利が期待されます。