サクラの名所として知られる栃木県下野市の天平の丘公園で淡墨桜が見頃を迎えています。 

淡墨桜はピンク色のつぼみから淡い白色の花が咲き、満開を過ぎたころには淡墨がかかったような色になることから名付けられました。天平の丘公園の淡墨桜は、今から40年ほど前に岐阜県にある国の天然記念物の淡墨桜の苗を移植したものです。 

下野市観光協会によりますと、今年は例年並みの3月20日に開花が始まり現在、見頃を迎えています。30日も多くの人が訪れ、満開の淡墨桜を静かに眺めたり写真を撮ったりして満喫していました。 

淡墨桜の見頃は天候にもよりますが、あと数日ほどで、4月中頃にはヤエザクラを楽しめるということです。