【映画動員ランキング】『映画 おそ松さん』好スタート!『ドライブ・マイ・カー』も再びランクイン
全国映画動員ランキングTOP10(3/26-3/27)
3月26日(土)、27日(日)の全国映画動員ランキングが発表されました。
先週のTOP3は1位『SING/シング:ネクストステージ』、2位『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』、3位『余命10年』でした。
ランキングはどのように変動したのでしょうか? さっそく10位から発表していきます。
10位『ドライブ・マイ・カー』
濱口竜介監督が村上春樹の短編を西島秀俊の主演で映画化した本作は、公開から32週目にして再び10位にランクインです。
第94回アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞の4部門にノミネートされ、国際長編映画賞を受賞しました。
9位『映画おしりたんてい シリアーティ』
『映画おしりたんてい シリアーティ』は先週7位からツーランクダウンです。
累計発行部数900万部を超えるトロル原作の大ヒット児童書シリーズの4作目になる本作は、紳士的な名探偵おしりたんていと助手のブラウンの前に、最強の敵シリアーティ教授があらわれ、ふたりは絶体絶命のピンチに見舞われます。
声の出演は、三瓶由布子、齋藤彩夏、杉村憲司、池田鉄洋ら。福山雅治がシリアーティ役を演じます。
8位『KAPPEI カッペイ』
『KAPPEI カッペイ』は先週6位から8位にダウンです。
若杉公徳による人気漫画を伊藤英明の主演で実写映画化。
『デトロイト・メタル・シティ』のノストラダムスの予言を信じ修行を重ねた“終末の戦士”たちが、終末が訪れなかった世界で活躍の場もなく、常識外の日常を繰り広げる様を描きます。
出演は、上白石萌歌、西畑大吾(なにわ男子)、大貫勇輔ら。監督は『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』や『かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 ファイナル』など数々のプロデュースを務めてきた平野隆。
7位『ナイトメア・アリー』
続いて、ギレルモ・デル・トロ監督がウィリアム・リンゼイ・グレシャムのノワール小説を映画化した『ナイトメア・アリー』が初登場で7位にランクインです。
ショービジネス界での成功を目指す主人公が垣間見る、栄光とその陰に潜む不穏な闇を描くサスペンス・スリラーです。
出演はブラッドリー・クーパー、ケイト・ブランシェット、トニ・コレット、ウィレム・デフォー、リチャード・ジェンキンスら。
6位『劇場版 呪術廻戦 0』
公開14週目の『劇場版 呪術廻戦 0』は先週5位からワンランクダウンするも、累計では動員938万人、興収131億6000万円を突破。
歴代興収ランキングは順位をひとつあげ19位につけています。
5位『THE BATMAN−ザ・バットマン−』
公開3週目の『THE BATMAN−ザ・バットマン−』は先週4位から5位にダウンです。
ロバート・パティンソンが主演を務める本作は、DCエクステンデッド・ユニバースに属さないバットマン単独作品で、サスペンス要素を散りばめ、若き日のバットマンの葛藤を描きます。
共演は、ゾーイ・クラヴィッツ、ジェフリー・ライト、ポール・ダノら。監督は『猿の惑星:新世紀』『猿の惑星:聖戦記』のマット・リーヴス。
4位『余命10年』
公開4週目の『余命10年』は先週3位から4位に。累計は動員160万人、興収20億円を突破しました。
小松菜奈と坂口健太郎がダブル主演を務める本作は、小坂流加による同名小説を基に、難病を抱え余命10年と宣告された女性が恋に落ち、葛藤しながらも懸命に生きる姿を描いたラブストーリーです。
監督は『新聞記者』『ヤクザと家族 The Family』の藤井道人。共演は、山田裕貴、奈緒、井口理ら。
3位『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』
公開4週目の『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』は先週2位から順位を下げるも、土日2日間で動員14万5000人、興収1億7900万円を記録。
累計では動員136万人、興収16億円を突破しています。
本作は1985年に公開された『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争』のリメイク作品で、小さな宇宙人パピと出会ったドラえもんたちが、パピと彼の故郷を守るためにピリカ星に出発し冒険を繰り広げます。
声の出演はレギュラーメンバーの水田さわび、大原めぐみ、かかずゆみら。ゲスト声優に香川照之、松岡茉優らが参加。監督は山口晋。
2位『映画 おそ松さん』
赤塚不二夫の『おそ松くん』を原作に、大人になった6つ子たちを描いたTVアニメをSnow Manの主演で実写化した『映画 おそ松さん』が初登場2位にランクインです。
土日2日間で動員22万1000人、興収3億1000万円をあげており、初日から3日間の累計は、動員45万9000人、興収6億4300万円をあげるヒットスタートを切りました。
Snow Manが6つ子と3人のオリジナルキャラクターを演じ、『東京リベンジャーズ』の英勉が監督を務めました。
1位『SING/シング:ネクストステージ』
『SING/シング:ネクストステージ』が引き続き首位をキープです。
土日2日間で動員23万8000人、興収3億1400万円を記録。累計では動員108万人、興収13億8300万円を突破です。
本作はマシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーンらが声優を務めた、ミュージカルアニメーションの続編です。
引退状態にある伝説のロック歌手、クレイ・キャロウェイを自分たちのショーに出演させようと奮闘するバスターたちの活躍を描きます。
世界で唯一、全編吹き替え版の製作を許可された日本では、前作から内村光良、坂本真綾、斎藤司らが続投です。
監督は前作に引き続きガース・ジェニングスが務めました。
全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)
1位『SING/シング:ネクストステージ』
2位『映画 おそ松さん』
3位『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』
4位『余命10年』
5位『THE BATMAN−ザ・バットマン−』
6位『劇場版 呪術廻戦 0』
7位『ナイトメア・アリー』
8位『KAPPEI カッペイ』
9位『映画おしりたんてい シリアーティ』
10位『ドライブ・マイ・カー』
今週末は『アネット』『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』『英雄の証明』『シャドウ・イン・クラウド』『女子高生に殺されたい』『スピリットウォーカー』『TITANE/チタン』『東西ジャニーズJr. ぼくらのサバイバルウォーズ』『モービウス』『やがて海へと届く』などが封切られます。