便利にムダなく!調味料のおすすめ収納アイデアを整理収納アドバイザーが紹介
調味料はどう収納する?使いやすい場所やポイントは?
調味料をどのように収納されていますか?常温保管だったり冷蔵保管だったり、収納する場所や収納法、ストックの管理など調味料収納の悩みは尽きないですよね。
この記事では、整理収納アドバイザーである筆者が場所ごとの収納ポイントや、詰め替え、ストックの管理法など調味料に関するお悩みを解決していきますよ!ぜひ、ご自宅の調味料収納を見直してみてくださいね。
使いやすい調味料収納は?場所ごとにポイントを解説
コンロ下や引き出しに収納するポイント
調味料収納として思いつく場所のひとつ、キッチンの引き出しやコンロ下・シンク下収納。調味料は調理しながら使用することが多いので、コンロ周辺の引き出しやコンロ下に収納すると出し入れがスムーズで時短になります。
どこの引き出しにしまおうか悩むかもしれませんが、おすすめはコンロの近く。液体の調味料は、こぼれたり汚れたりしたらサッと洗えるように洗えるカゴにひとまとめにするとお手入れがラクです。
引き出し式収納の場合は、上から見た際にどの調味料か分かるようにフタの上部に印をつけてラベリングすると分かりやすくなりますよ。観音開き収納の場合は、奥行きがあるので奥の調味料も取り出しやすいように、空間を有効に使えるカゴを使って引き出せるように収納すると良いでしょう。
コンロまわりやコンロ横に収納するポイント
調理する際に、サッと手に取りやすいのがコンロまわりやコンロ横のスペース。出し入れする手間が省けて、便利な場所ですよね。
便利な反面、デメリットは調理中の油が飛び散り汚れる場所でもあること。時々容器を洗ったり、コンロまわりをお掃除する際にはどかす手間が発生するので、便利さとお手入れの手間のバランスを考慮しながら調味料を置くと良いでしょう。
おすすめは、頻繁に使う物だけを厳選して定位置をつくること。あれもこれもではなく、毎日使う油や塩、砂糖だけなどにして一か所にまとめると掃除もしやすくなりますよ。
冷蔵庫の中に収納するポイント
調味料は、常温で保管可能なものや開封後は要冷蔵のものなどあるので、パッケージを確認してみましょう。冷蔵庫の中ではサイドのドアポケットに収納するのが便利です。収納する際のポイントは “区切る” こと。ドアポケットは取り出しやすい場所ではありますがいろいろな形のパッケージの調味料が倒れたり、紛れたりしてゴチャゴチャしがち。見えにくくて気付いたら賞味期限が切れていた…ということもありますよね。
そんな冷蔵調味料の収納には100円ショップのドアポケット用の仕切りや、チューブホルダーなどを使用して空間を区切って使うと取り出しやすく、しまいやすくなります。
普段使わない調味料は奥に収納してしまうとあっという間に期限切れになってしまうので、あえて気づく場所に収納して使い切るようにし、増えがちなドレッシングやソース類の数は決めておくと増えすぎ防止になります。
実は冷凍保存OKな調味料も
調味料は常温か冷蔵で保存するイメージがありますが、冷凍で保管可能なものもあります。たとえば、みそは冷凍可能ですし、割とスペースを取るので冷凍できると便利ですよ。筆者の自宅ではみそを手づくりしているので、保存するスペースが多めに必要なんです。なので保存容器に入れ替えて冷凍保存しています。冷凍環境、保存状態にもよりますがみそはカチカチに凍ることはないため、冷凍庫から出してそのまま使うことができるんですよ。
取っ手がついたストッカーも売っているので、毎日使用するものは取り出しやすい保存容器に詰め替えて収納すると日々の家事がラクになります。
オシャレに見せたいならこだわりの保存容器で統一
見た目にもこだわりたいなら、保存容器を統一するとスッキリおしゃれな印象に。毎日使うような塩や砂糖、中華だしなどは大きな保存容器だと使う際億劫になるので取り出しやすいサイズに詰め替えるとよいでしょう。
フレッシュロック角形なら、サイズも豊富で中身も見やすいので収納したい調味料に合わせてそろえることができます。コンロ横の小さな引き出しにもぴったり収納できますよ。
液体の調味料は全部詰め替えると、見た目は整いますがどうしても “詰め替える” という手間が増えてしまいます。大容量の調味料はお得ではありますが、収納スペースを取ってしまったり、詰め替えの手間がかかったり、使い切るまで鮮度が保てなかったりするので、筆者の自宅では1か月程度で使い切れる手に取りやすい量を購入し、詰め替えずに使用しています。
手づくりの液体調味料は、セラーメイトのワンプッシュ便利ビンに保管しています。洗いやすく清潔に保てますし、片手で開けられて調理中でも便利。保存ビンを統一すると見た目が整い、スッキリした印象に。どのスタイルが自分に合っているかイメージして仕組みを考えてみてくださいね。
今は100円ショップでも手軽に調味料やスパイスの保存容器をそろえることができますよね!詰め替える手間はかかりますが、その手間がかかっても詰め替えたほうが便利で使いやすい場合は詰め替えをおすすめします。
筆者の場合、薄力粉や片栗粉などはひと袋丸々入る保存容器に保管していましたが、調理中に粉を振ることが多く、いちいち茶こしを取り出すのが面倒だったのでセリアの粉ふりボトルに詰め替えました。同じ容器に統一することで見た目もスッキリした印象になります。
家事にかかる手間や見た目、便利さ……自分が何を重視しているか考えながら仕組みを作っていくと、あとで「この方法は合わなかった!」という失敗が減りますよ。
調味料ストックも賢く収納!
調味料収納で悩むのが、ストックの収納ですよね。お得だからとストックが収納から溢れてしまってはスッキリしたキッチンから遠のいてしまいます。基本的にストックは1~2個まで、なくなりそうなタイミングで購入するなどルールを決めると良いでしょう。
粉物類やパック類など、保存容器に入りきらないものを別の場所にストックするのは、二重保管になるのでスペースがさらに必要になってしまいます。詰め替える際はなるべく全量入る保存容器に詰め替えるのがベストです。
塩や砂糖など、調理中に出し入れするものは全量詰め替えると逆に使いづらくなるのでどうしてもストックの保管場所が必要になります。筆者の自宅では、ジップ式の保存袋に入れてからカゴにまとめて定位置を決めており、ストックは一か所に保管していますよ。
自分のキッチンに合った収納を見つける
調味料の収納術や場所ごとのポイント、おすすめの保存容器などをお伝えしました。料理を毎日する方にとって、調味料を使いやすく収納することは時短にも繋がりますし、調理の効率もUPします。キッチンの造りや、手持ちの調味料、収納の使いやすさは人それぞれなので、記事を参考にしながらご自分に合った収納法を見つけてみてくださいね!