31日、ワールドカップアジア最終予選の日本代表戦を翌日に控えたサウジアラビア代表エルベ・ルナール監督が記者会見で勝利への自信を見せた。

前回対戦した2021年10月7日(日本時間8日)の試合で、日本は0-1と敗戦を喫した。その後サウジアラビアは順調に勝ち点を伸ばして現在グループリーグ首位、2位日本との勝点差を「4」と広げており、この日本戦に勝てば11月に開幕するカタールワールドカップへの出場が決まる。

ルナール監督は日本を「現状は日本の本当の状態を反映していないかもしれない」と警戒しつつ、「そのことを念頭に準備をしっかりしなければいけない」と気を引き締めた。

監督は「オーストラリアに引き分けたが残りは全部勝った。つまり私たちは一貫している」と自信を見せる。一方で前回対戦のときキャプテンとして活躍したアルファルジなどがケガで来日していないが、「ワールドカップで戦うということは誰が欠けても一貫して強いプレーをしなければいけない。それも含めてこれがサッカー」と意に介さない様子を見せた。

そして「非常にいい結果を出しているので続けるのが大事。この3試合でゴールの数が少なかった(2得点)けれども問題ではない」と自信を見せていた。


【文:森雅史/日本蹴球合同会社】