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お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光さんが、「日大芸術学部への裏口入学」を報じた『週刊新潮』の記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の新潮社を相手取り、起こした裁判で、440万円の支払いを命じた判決が確定した。

所属事務所のタイタンが1月13日に報告した。

「本月7日に上訴期限が経過し、一審判決の内容である、新潮社に対し440万円(別途遅延損害金)の支払を命ずる旨の判決が確定致しました」(タイタンのリリースから)

太田さんは「第二審の判決通り納得してもらえたということで、ホッとしています。私としてはこれで、ノーサイドと受け止めます。裏口ネタは今後も続けさせていただきます」とのコメントを寄せた。

●経緯

太田さんは新潮社に約3300万円の損害賠償と、記事の取り消し、謝罪広告の掲載を求めて提訴。一審・東京地裁は2020年12月21日、同社に440万円の支払いとネット記事の削除を命じる判決を言い渡した。控訴審で、知的財産高等裁判所(東海林保裁判長)は2021年12月24日、双方の控訴を棄却していた。