得点数はトップ5なのに失点数がワースト5 課題が浮き彫りとなるラツィオ
ラツィオは9日、セリエA第21節でインテルとアウェイで対戦し、1-2の敗戦を喫した。この結果、ウィンターブレイク明けから2試合白星なしと、なかなか浮上のきっかけを掴めずにいる。
今季から新たにマウリツィオ・サッリを指揮官へ迎え入れたラツィオ。開幕2連勝を飾ったものの、その後は勝ち点を取りこぼしてしまう試合も多く、21試合消化して8位(9勝5分7敗)に沈んでいる。リーグ戦も後半戦に入ったため、そろそろしっかり勝ち点を積み上げていきたいところではあるが、苦しい状況が続いているのだ。
実際、サッリ監督もインテル戦後の『DAZN』のインタビューで「我々はどんな試合でも上手に攻撃し、違いを生み出すことができる」としつつも「守備面が不足してる。改善の必要がある」と課題を明かしていた。
そこでキーとなりそうなのが、今冬の移籍市場での補強だ。6日のエンポリ戦で守備の大黒柱フランチェスコ・アチェルビが負傷した影響を含めても、即戦力となるDFの獲得は行いたいところ。左サイドバックの補強として、PSGのDFレイヴァン・クルザワの獲得なども噂されるが、ラツィオが今冬の移籍市場でどのような動きを見せるのかにも注目だ。