メキシコとの3位決定戦に出場した久保が、ゲームを振り返った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 8月6日、東京五輪の3位決定戦が行なわれ、日本がメキシコに1-3で敗れた。

 日本は立ち上がりからメキシコに攻め込まれ、13分にPKで失点。さらに22分にもセットプレーから相手にゴールを許し、前半は0-2で終えた。

 後半に入っても日本は、58分にCKから失点。78分には途中出場の三笘薫が単独突破から1点を返すも、追いつくことはできなかった。

 敗戦後、久保はゲームの感想を次のように振り絞った。

「今日、勝つと決めてきて、グループリーグで勝っていた相手なので、結果論ですけど、どこか気の緩みがあったかもしれないです。

 相手も疲れているなかで3点を取られて、こっちは1点しか取れなくて、試合が終わって。こんな悔しいことはないし、ちょっときついですね」
 
 また久保は東京五輪代表チームについて「めちゃくちゃ楽しかった」と語ったが、悔し涙を流しつつ話を続けた。

「結果、手ぶらで自分の家に帰ることになりますし、今までサッカーやってきて、こんな悔しいことはないし、この気持ちを忘れないようにできればと思います。ありがとうございました」

 この経験をどう糧にできるか。久保の今後にも注目したい。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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