ACL初戦で先制点をアシスト 復活した藤春廣輝がガンバの逆襲のキーマンとなるか
AFCチャンピオンズリーグでガンバ大阪はタンピネス・ローバースFCと対戦。2ゴールを奪って初戦で勝利を勝ち取った。先制ゴールを導いたのは、けがから復帰戦となった藤春廣輝だった。
先制点は26分、左サイドから藤春が仕掛けると、クロスボールにパトリックが強烈なヘディングシュートを叩きつけてゴールをゲット。藤春は復帰後すぐに得点を創出してチームに貢献した。
藤春は最初からパトリックを狙ってクロスを上げていたのだろう。ヘディングが得意なパトリックに対してあえて対空時間の長いボールを上げることを選択。頭で合わせやすいクロスボールは見事にパトリックへと渡り、狙い通りにゴールネットを揺らす。
G大阪はリーグ戦で、15試合を戦い3勝5分7敗と低迷。ただ離脱していた藤春がACLで本格復帰となれば、後半戦の逆襲へ向けた大きな力となるだろう。過酷なACLでの戦いとなるが、G大阪にとっては復活への大事な大会となるかもしれない。その立役者の1人となるのが藤春だ。