ご冥福をお祈りいたします - 映画『ベートーベン』でのチャールズ・グローディンさん
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 映画『ベートーベン』シリーズや『ミッドナイト・ラン』などで知られる俳優のチャールズ・グローディンさんが現地時間18日、コネチカット州ウィルトンの自宅で死去した。

 息子のニコラスさんが The New York Times に語ったところによると、チャールズさんは骨髄のがんで亡くなったのだという。チャールズさんの広報は、彼は自宅で静かに息を引き取ったとコメントしている。

 ピッツバーグで生まれたチャールズさんは、アクターズ・スタジオのリー・ストラスバーグさんに師事して演技を学んでデビュー。ロバート・デ・ニーロと共演したアクションコメディー『ミッドナイト・ラン』(1988)でのマフィアから横領してしまった会計士役、セント・バーナード犬が巻き起こす騒動を描いた『ベートーベン』シリーズ(1992、1993)での父親役など、コミカルな演技で人気を博した。

 映画の出演作には『ふたり自身』(1972)、『キングコング』(1976)、『天国から来たチャンピオン』(1978)、『ヤング・アダルト・ニューヨーク』(2014)などもあるほか、テレビのトーク番組の司会としても活躍した。(編集部・市川遥)