福原愛

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 4日発売の『女性セブン』(小学館)で、帰国中に男性と宿泊デートをしていたことが報じられた元卓球女子日本代表の福原愛。福原は2016年に台湾人の卓球選手・江宏傑と国際結婚して2児をもうけており、現在は夫のモラハラや夫の家族とのトラブルなどを理由に離婚協議中だという。福原本人は不倫を否定しており、相手の男性については「精神的に安定していない私をサポートしてくれている仲の良い友達の1人」と説明している。

 ただでさえ精神的な負担が大きいと言われている国際結婚だが、具体的にはどのようなことがストレスの原因になるのだろうか。

 国際結婚の代表的なストレス要因といえば、まず「言葉の壁」だろう。福原のように相手の国で暮らすことになった場合、たとえその国の言葉が話せても、それが第二言語である以上、母国語で話すよりは自分の気持ちを適切に表現しづらい。そのため、伝えたいことがうまく伝わらないストレスに悩まされることになる。また、相手の言葉を理解しづらい場合も含め、意思の疎通がうまく取れない状態が長く続くとストレスがたまり、精神的に疲弊してしまう。しかし、こうした言語の壁によるストレスは個人差が大きく、ネイティブレベルとまで言われている福原にとってさほどその影響はなかったかもしれない。

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 また、宗教や食べ物、慣習といった「文化の壁」もストレスの原因になる。最初こそ新鮮で魅力的な異文化も、長年付き合うとなると話は別だ。国によって異文化に寛容なところもあるが、郷に入れば郷に従わざるを得ないことがほとんどで、母国では「当たり前」だったことが通用せず、新しい文化や慣習に慣れる努力が必要となる。「パートナーとの幸せな結婚生活のために」と考えられるうちは頑張ることもできそうだが、福原のように夫がモラハラ化したり、夫婦仲が悪化したりすると、次第に努力する気がうせてしまい、ただただ苦痛な日々が続くことになってしまう。

 そして、結婚を家族に反対されている場合も、本人たちにとっては大きなストレスの原因になる。外国人との結婚が反対されるケースは、国内外を問わず比較的多いとみられている。特に、両親にとっては、海外生活によってかかる本人の精神的な負担の心配、そのうち生まれる孫となかなか会えないのではないかという懸念などがある。仮に反対を押し切って駆け落ち同然で結婚を強行したとしても、人生において精神的に頼れるところを失ってしまう。もし家族も合意の上で結婚したとしても、文化の壁によって生じる違和感から次第に溝が深まっていく場合もある。

 例えば、福原が義母から「あなたは我が家の金を生む鶏よ」と言われて大きなショックを受けたというエピソードが報道された。この言葉も、日本人の感覚で捉えれば一見ひどいモラハラのように思えるが、日本人と比べて金の話題について開けっぴろげだったり、何事も結論から、あるいはストレートに表現する傾向があると言われている国民性の視点から見れば、むしろ当時の福原の存在を妥当に表現する言葉と捉えることもできる。

 こうした文化や言葉の壁、家族の問題といった外国での厳しい環境は、移住して暮らす者に孤独感を生じさせ、ストレスをより増大させてしまう原因となる。

 こうした国際結婚によるストレスを軽減・解消するためには、できる限り問題の原因解消に努めるほか、自分の感情を表現しやすい母国語で相談ができる相手に話を聞いてもらったり、可能なら定期的に里帰りをするといった対策がとれると良い。もちろん、パートナーには最も良き理解者として支えてもらえればベストだ。何かと苦難の多い国際結婚だが、2人で乗り越えることができれば、カップルの絆はよほど強くなるに違いない。

 離婚協議中とはいえ、幼い2人の子を台湾に残したまま不倫疑惑が浮上した福原。台湾では高い人気を得ていただけに、今後はさらに大きな心理的負担がかかることになってしまうかもしれない。文:心理カウンセラー  吉田明日香