レアル・マドリーで「奇妙な背番号」を背負った5人のスター
レアル・マドリーからヘタフェにローン移籍した久保建英の背番号が5に決まった。
リーガではトップチームの背番号が原則的に1~25番までとなっているため、ポジションに似つかわしくない番号になるケースがある。
ここでは、レアルで奇妙な背番号を背負うことになった選手たちを振り返ってみる。
10番:ラサナ・ディアラ
NEWマケレレと呼ばれ、ル・アーヴルからチェルシーに引き抜かれると、その後レアル・マドリーにまで栄転したフランス代表MF。
ボール奪取力、運動量、テクニック、パスセンスを併せ持つ守備的MFだったが、チェルシー時代には右サイドバックでも起用された。レアル2年目からまさかの10番を背負うと、マルセイユでも10番をつけた。
6番:エマニュエル・アデバヨール
アーセナル、マンチェスター・シティ、レアル・マドリー、トッテナムなどの世界的クラブでプレーしたトーゴ人FW。
背番号25のイメージがあるが、2011年冬に電撃移籍したレアルで6番を着用した(CLでは28番)。
5番:ジネディーヌ・ジダン
フランス代表では10番、ユヴェントスでは21番だったが、レアル・マドリーではまさかの番号に。
ミラレム・ピャニッチやジョルジニオ・ワイナルドゥムはジダンに憧れて5番を着けているとか。
11番:リカルド・カルヴァーリョ
理知的なカバーリングを武器にジョゼ・モウリーニョに寵愛された元ポルトガル代表のセンターバック。
レアル・マドリーに3シーズン在籍したが、衰えが顕著だった2012-13シーズンにはラファエル・ヴァラヌに愛用する2番を奪われ、短期間ながら11番を背負うことに。
8番:プレドラグ・ミヤトヴィッチ
「バルカンの速射砲」の異名をとった元ユーゴ&セルビアモンテネグロ代表ストライカー。
レアルでは1998年のCL決勝でユヴェントスを撃破する決勝ゴールを決めて英雄になった。
MF上がりということで周りを活かすのが巧かった彼はバレンシア時代から8番を着用。そのほか、フィオレンティーナや代表でも8番を着けた。
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また、2004-05シーズンの前半戦にはフェルナンド・モリエンテスもレアルで背番号8を着けている(2005年1月にリヴァプールへ移籍)。