絶対とれない?ものすごい軌道のサーブ動画に、ティームらも反応

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試合において、もし誰も取れなさそうなサーブがあったとしたら。Tennis TVはInstagramで、とあるテニスコーチの「すごい軌道を描く」サーブを紹介し反響を呼んでいる。

Tennis TVが「リバースサーブに熱中している人」というコメントとともに紹介した動画は、Logan West氏というUSPTA(米国プロテニス協会)認定エリートプロフェッショナルコーチが投稿したもののようだ。


West氏は動画で、一見普通のサーブと変わらないモーションに入っている。しかし、スライスサーブとは逆の方向に回転をかけるスイングをしており、デュースサイドからワイドに放たれたサーブはどんどんコート外に逃げるように曲がっている。


そのサーブは相手から見ると浅くて角度のついたところにバウンドし、そこからさらに外に逃げているため、最初からネット際に詰めてでもいない限り球に触ることもできなさそうだ。


このリバースサーブ動画に男子トップ選手も反応しており、世界3位のドミニク・ティーム(オーストリア)は「いいラケットだね」とコメントし、West氏は「ありがとう。君も知っての通り、バボラのピュアストライクは最高のラケットさ」と返している。


一方、世界29位のテイラー・フリッツ(アメリカ)は「こいつ、おれのショットをぬすんだな」とコメント。West氏が泣き笑いの絵文字を添えて「気に入ってくれてうれしいよ、兄弟!ひとつ質問だけど、君はこれを"全豪オープン"の試合で急にやり出すのかい?」と返すと、フリッツは「100%」とジョークを飛ばしている。


また、このほかのユーザーからは「絶対返せない!」「試してみたけど、無理だ」「フェレールに打った、ロソルのサーブ覚えてる人いる?」といったコメントが寄せられている。


(テニスデイリー編集部)


※写真は2019年「全豪オープン」でのもの
(Photo by Andy Cheung/Getty Images)