5年前にカークランドにKO勝ちしたカネロ【写真:Getty Images】

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週末登場のカネロ、5年前のKO劇にファン「完璧」「凄いな」

 ボクシングのカネロこと世界4階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)は19日(日本時間20日)、WBA世界スーパーミドル級スーパー王者カラム・スミス(英国)と同級王座統一戦に臨む。決戦を前に、WBCは5年前にカネロが決めたKO勝ちの動画を公開。強烈な右フックで相手を失神させたシーンに、海外ファンからは「傑作だ!」「重いショットだな」などと反響が寄せられている。

 一瞬で戦意を刈り取った。カネロは3回、ロープ際に下がったジェームス・カークランド(米国)に右フックをお見舞い。強烈に振り抜かれた拳は顎を打ち抜き、カークランドは大の字でキャンバスに倒れた。失神し、目の焦点が合っていない。駆け寄ったレフェリーが即座に試合終了を告げた。

 2015年5月に行われた試合の映像を、WBC公式インスタグラムが公開。文面では「カネロが返ってくる!」と、19日に約1年1か月ぶりの試合を迎えるメキシカンに注目している。海外ファンからは「傑作だ!」「美しい」「完璧」「スマッシュ!!!」「最高のKOだ」「重いショットだな」「凄いな」などと反響が寄せられている。

 権威あるボクシングの米専門誌「ザ・リング」が全階級のボクサーを格付けしたパウンド・フォー・パウンド(PFP)で1位となっているカネロ。19日は27戦全勝(19KO)の強敵スミスと対戦するが、どんな試合を見せてくれるだろうか。(THE ANSWER編集部)