画像は東京都医師会のTwitterより

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東京都医師会は15日、クリアファイルを使った簡易マスクの作り方をホームページで公開した。

この簡易マスクは、新型コロナウイルス感染症の流行に伴うマスク不足を受けて東京都医師会が考案したもの。外側をガードするマスクシェルの中に、交換可能なフィルターを装着する構造となっている。クリアファイルやゴム、キッチンペーパーなどの材料を加工するだけで作ることができる。

マスクシェルの材料は、クリアファイルと、丸ゴムや平ゴム、輪ゴムなどのゴムひものみ。ホームページからダウンロードした型紙をに合わせて、はさみやキリ、定規などで加工する。カットしたクリアファイルに、フィルター固定用のフラップを折り曲げて作り、あとはキリであけた穴にゴムひもを通すとマスクシェルができあがる。

フィルターは、キッチンペーパーやフェルト生地のクッキングシートが材料。型紙に合わせ2枚切って重ね、フラップに貼った両面テープで固定する。フィルターはフラップが直接顔に触れないよう覆うよう二重にして装着するのがおすすめだという。

なお、このマスクは、ウイルス飛散予防のため、あくまでも緊急時の応急用を目的とした簡易マスク。完全に感染を防ぐものではないとのこと。また、マスクシェルは、定期的にアルコール除菌や水洗い洗浄をすれば、フィルターを交換することで複数回使用できるとしている。