金井が横浜ユース時代に決めた、貴重なスーパーゴール動画に元同僚らが反応した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 神奈川県サッカー協会公式ツイッターが4月9日、清水エスパルスに所属するDF金井貢史が横浜F・マリノスユース時代に決めた14年前の貴重なスーパーゴールの動画を投稿した。

 公開されたのは、2006年に行なわれた関東U-16トレセンリーグにて、当時16歳の金井が、神奈川県U-16の一員として栃木県U-16と対戦した際のゴール動画だ。キックオフから、味方がすぐさま前線へロングパスを供給。相手のクリアボールを胸トラップで受けた金井が思い切りよく右足を振り抜き、約30メートルの豪快なロングシュートを右サイドネットに突き刺した。

 金井は神奈川県出身で、今年の2月で30歳になったばかり。両サイドバックや、センターバック、さらにはボランチをもこなすユーティリティプレーヤーだ。ユース時代から各年代の代表に選ばれた経験を持ち、2008年にトップチーム昇格。その後は、サガン鳥栖や、ジェフ千葉、名古屋グランパスを経て、今季からは清水に在籍している。
 
 金井は、この若かりし頃の貴重な投稿動画を引用する形で「あはは」とひと言を添えてツイート。すると、かつて横浜でチームメイトだった3選手が反応した。MF扇原貴宏(現横浜)は「すごすぎっす笑笑」と絶賛し、同じく高校時代に神奈川県トレセンに選出された経験を持つ齋藤学(現川崎)は、「懐かしいねー短パンでかかったよねー」と当時の記憶を振り返った。

 また、松原健(現横浜)は、「KICK OFFでプルアウェイ(DFに近づいてから空いたスペースに走り込む動き)する人初めて見ました。笑」と驚きのコメントすると、本人も「俺も初めてみた!笑」と返している。

 金井は今季、横浜時代にコーチとして指導を受けたピーター・クラモフスキー新監督の下、清水での1年目を迎えた。攻撃的サッカーを標榜するチームで、14年前のような積極的な姿勢を見せられるか。左サイドバックの即戦力として、期待が高まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部