新型コロナ、プレミアで70歳以上は活動禁止に? 72歳のホジソン監督に恐れなし!

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新型コロナウイルスの影響でプレミアリーグで新たな対策が提起された中、それに該当するクリスタル・パレスのロイ・ホジソン監督が力強いコメントを残している。イギリス『BBC』が伝えた。

昨年末の感染確認から、今日に至るまで世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。発生元と言われる中国や近隣諸国である日本などはおろか、欧州でもイタリアやフランスで試合の延期が強いられるなど、その影響は計り知れない。

『BBC』によると、イギリスではこれまでに2人が死亡し、160人以上に陽性反応が出ている状況。その為、イタリアやフランス同様に何らかの対策を講じる可能性が高まる中、先日に各放送局やスポーツ団体らが政府会議に出席し、今後の方針について話し合ったという。

伝えられるところでは、WHO(世界保健機構)の「年齢が60歳以上の人が新型肺炎の抵抗力が最も弱い」という報告の下、プレミアリーグでは70代以上の活動を禁止するという案を提起しているという。

そして、それに該当する72歳のホジソン監督がこの件に言及。「どんな決定が下されようとも従わなければならない」としつつも、感染には細心の注意を払っていることを強調した。

「我々のクラブは、テレビで見るような一般的なものよりも徹底的な対策を取っている。だから私はみんなより健康だと思うよ」

「我々は常に練習場の至る所で手を洗い消毒もしている。選手たちも今では握手やハグなんかも避け、あらゆる対策を講じているよ。まあ、最終的な決定は政府の手に委ねられているがね」

なお、プレミアリーグで70歳を超える監督はホジソン監督のみ。次点でエバートンのカルロ・アンチェロッティ監督が60歳となっている。