三瓶、仕事激減の理由は…“逃げ体質”ゆえに犯した“しくじり”の数々を告白
過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティー『しくじり先生 俺みたいになるな!!』。
©テレビ朝日
2月3日(月)に放送された同番組には、「三瓶です♪」のフレーズでおなじみのお笑い芸人・三瓶が登壇。「嫌なことから逃げまくっていたら何もなくなっちゃった先生」として授業を展開した。
◆4日でトルコが嫌に…レギュラー番組を失い実家暮らしの今
三瓶は1999年に東京NSC(吉本総合芸能学院)に入学し、2001年、「三瓶です♪」のギャグでブレークしたお笑い芸人。2019年には芸能活動を休止し、トルコに移住したことでも知られている。
ところがなんとわずか4日でトルコが嫌になり、逃げ出すことを決意。結局、たった2カ月で「心が折れて」帰国。その結果、現在、テレビのレギュラー番組はゼロ。貯金を切り崩しながら、福島県の実家で暮らしていると衝撃の告白をした。
◆“嫌なことから逃げてしまう人の特徴”を解説
©テレビ朝日
嫌なことから逃げてばかりいると“逃げ体質”が染みついてしまい、何をやっても途中で投げ出すようになってしまうと語る三瓶。
「逃げるは楽だが癖になる」と銘打ち、三瓶がこれまで歩んできた人生を教材に、“嫌なことから逃げてしまう人の特徴”の解説を軸に授業を進めていった。
まず“人生の岐路に立たされたときに楽な方を選ぶ”という特徴を挙げた三瓶。高校卒業後、料理の専門学校に通っていた三瓶だが、就職先として紹介されたお店の面接をドタキャンして逃亡。組織に加わるのが恐くて、フリーターという楽な道へ踏み出したという。
次に挙げた特徴は、“なにも出来ないくせにプライドだけは高い”というもの。フリーターになった三瓶は、“優しい人しかいない”という勝手なイメージだけでパン屋でアルバイトを始めたが、そこで出会った厳しい上司が嫌であっさり辞職。
そんな自分を“しんどかったら我慢せん隊ヤメルンジャ―”と名付けた三瓶は当時を振り返り、「嫌なところを探し、やめる理由を求めていた」と反省。
「他人のせいにするのは楽。1度、自分の非を認め、我慢を覚えよう!」と教訓を述べ、逃げずに立ち向かうためには、目標設定が大切だと力説した。
◆“忙しいのが嫌”で逃げまくり…仕事激減
©テレビ朝日
料理人の道から逃げてお笑いの道へ進んだ三瓶は、NSCでも選抜クラスに入り、同期の誰よりも早くデビュー。1年目にしてブレークを果たす。
しかし逃げまくり人生を送ってきた三瓶、普通ならうれしいはずのこんな状況を実は最も恐れていたのだとか。
その理由は“忙しくて自分の時間を取れないことが嫌”だったからだと、ここでまた“嫌なことから逃げてしまう人の特徴”を発表。
あまりの忙しさに三瓶は、マネージャーの電話にも出ず、単独ライブを提案されても「だったらこの世界を辞めます!」と人生史上もっとも大きな声で豪語したことなど、“逃げ体質”ゆえに犯したしくじりの数々を告白。忙しさから逃げ続けた結果、やがて仕事は激減してしまった。
そんな状況を見かねた友人からトルコへ移住して料理人として働くことを提案され、実行に移した三瓶。
だが…4日目にして三瓶のなかの“しんどかったら我慢せん隊ヤメルンジャ―”が目を覚まし、2か月後には帰国。その理由として三瓶が挙げたのは、“環境の変化に対応できない”というものだった。
今になって思えば、友人は“僕に料理人になるという目標を持たせたかったのではないか”と語る三瓶。しかしその温かい思いを無下にしてしまったことを猛省し、最後に「楽をしたいと選んだ道は楽しくない」という教訓を贈り、今回の授業を締めくくった。
©テレビ朝日
また、地上波放送直後、深夜0時45分からお送りする「Abemaビデオ」では、三瓶の授業の“完全版”をオンエア。
さらに、大好評オリジナル企画『お笑い研究部』も展開。今回は「チームプレーを考える」の第3弾“回答編”だ。リアル脱出ゲームで真のチームプレーを学んだ若手コンビ“納言”だが、チームプレーの正解について探っていく。