英メディア「スポーツバイブル」が選手格付け"を発表【写真:Getty Images】

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「史上最高」認定はメッシ、「過小評価」枠で韓国代表FWソン・フンミンら選出

 これまでのサッカー界には数々のスーパースターたちが存在したが、彼らを比較するのは決して容易ではない。

 そんななか英メディア「スポーツバイブル」は最新の「サッカー選手格付け」を発表。歴代の選手をレジェンド級、グレイト級などに分けつつ、「過小評価」と「過大評価」されている選手も選出し、アジア人選手もリストアップされている。

 今回の選手格付けでは、「史上最高」としてアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)をトップにランク付け。その下の「レジェンド」枠では元フランス代表MFジネディーヌ・ジダンや元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナ、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)ら8人が並ぶ。

 続く「グレイト」枠では元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンら9人、「グッド」枠では元イングランド代表MFデイビッド・ベッカムら7人が並んだ。

 今回の格付けで一際興味を引いたのは、そのあとに続く「過小評価」と「過大評価」枠だ。「過小評価」枠には4人を選出。バルセロナの中盤を長きにわたって支えているスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツ、マンチェスター・ユナイテッドで多くのタイトル獲得に貢献した元イングランド代表FWウェイン・ルーニー、複数のクラブでタイトルを獲得した元オランダ代表FWアリエン・ロッペンが入った。

 また、唯一のアジア人としてレバークーゼンをはじめ、現在はトットナムで活躍する韓国代表FWソン・フンミンが「過小評価」されている選手として認定されている。

不名誉な「過大評価」枠で8人選出 問題児に加え、レアルやバルセロナの一流選手も

 一方、不名誉な「過大評価」の枠では8人が選ばれた。ブラジル代表FWネイマール(パリ・サンジェルマン)やウェールズ代表FWギャレス・ベイル(レアル・マドリード)をはじめ、元ドイツ代表MFメスト・エジル(アーセナル)、チリ代表FWアレクシス・サンチェス(インテル)ら問題行動を起こすメンバーが軒並みメンバー入りしている。

 またフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンとスペイン代表DFジェラール・ピケのバルセロナコンビ、元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(レアル)も選出。さらにサッカー界の伝説と呼ばれる元ブラジル代表FWペレも「過大評価」と見なされている。

 現時点で「過小評価」や「過大評価」と格付けされているが、現役プレーヤーは今後のパフォーマンス次第で評価を覆すことも可能だ。過小評価の選手は正当な評価を受けられるか、過大評価の選手は期待に応じた活躍を披露できるか。今後のプレーに一層注目が集まる。(Football ZONE web編集部)