映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』より
 - (C)2019 WBEI and c&TM DC Comics

写真拡大

 映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』のアメリカでのレーティングが、R指定(17歳未満の観賞は保護者の同伴が必要)に決定した。

 DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)の映画は、これまで『マン・オブ・スティール』『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『ワンダーウーマン』『ジャスティス・リーグ』『アクアマン』『シャザム!』、そしてハーレイ・クインが初登場した悪役大集合映画『スーサイド・スクワッド』まで全て、鑑賞者を制限しないPG-13指定(13歳未満の鑑賞には保護者の同意が必要)で公開されていた。DCEUには属さない形で制作された『ジョーカー』はR指定映画として初めて世界興行収入10億ドル(約1,100億円)超えを果たす快挙を果たしており、DCEU初のR指定映画となった『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』が興行でどのような結果を残すのか注目される。

 ジョーカーと別れ、すべての束縛から放たれたハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)の姿を描く本作。モラルのない暴れぶりが街中の悪党たちの恨みを買うなか、謎のダイヤを盗んだ少女をめぐり、裏世界を牛耳る残酷なサイコ“ブラックマスク”と対決することに。悪VS悪のカオスな戦いでテンションMAXのハーレイは、切り札としてクセ者だらけの最凶チームを新結成、前代未聞のクレイジーなバトルが幕を開ける。R指定となった理由は「全編を通して強烈な暴力描写があり、汚い言葉が使われていること。いくつか性的な、そしてドラッグに関わる要素があること」と説明されている。

 気鋭の女性監督キャシー・ヤンがメガホンを取り、ジャーニー・スモレット=ベル(ブラックキャナリー役)、メアリー・エリザベス・ウィンステッド(ハントレス役)、ロージー・ペレス(レニー・モントーヤ役)、エラ・ジェイ・バスコ(カサンドラ・カイン役)、ユアン・マクレガー(ブラック・マスク役)ら才能豊かなキャストが集結。2020年3月20日に日本公開されることも決まっている。(編集部・市川遥)