出演料などをめぐる国税指摘の構図

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 お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実さん(44)が設立した会社が東京国税局から申告漏れなどを指摘された問題で、同社が法人税約3700万円のほかに、消費税と源泉所得税計約6500万円の追徴課税も受けていたことがわかった。

 同社は総額1億円を超える追徴課税の納付を昨年12月に済ませたという。

 吉本興業や関係者によると、徳井さんが設立した株式会社「チューリップ」(東京都世田谷区)は、昨年の税務調査で2018年3月期までの7年間に消費税の申告漏れや無申告を指摘され、約2100万円を追徴された。また事業者が個人に報酬を支払うときなどに徴収(天引き)して税務署に納付する源泉所得税についても、同じ期間に不納付加算税などを含め約4400万円を追徴されたという。

 チューリップ社は15年3月期までは税務署に促されてから期限後申告し、その後18年3月期までは申告を怠っていて、税務調査を受けた。15年3月期までの4年間は旅行代や洋服代など約2千万円の個人的な支出を会社の経費として計上し、所得隠しと判断された。会社への税務調査では、法人税と消費税、源泉所得税を同時に調べることが多い。