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9月21日の「サワコの朝」のゲストは、女優の中村メイコさんと、長女・神津カンナさん、次女の神津はづきさん。現在85歳のメイコさんは、2歳の時に映画「江戸っ子健ちゃん」で子役デビュー。TV創成期を支えながら80年以上もの間、活躍し続けています。プライベートでは、23歳のときに作曲家の神津善行さんと結婚。一男二女の子宝にも恵まれました。今回は、その娘2人と登場し、サワコに楽しい親子関係を保つ秘訣をお話ししてくれました。

中村メイコの型破り伝説その1。学校で有名になったお弁当とは!?
「色んなこといっぱいやってきましたけど、ラジオが一番好き」そう話すメイコさんは、今年4月からラジオの新番組がスタート。84歳で新たにレギュラーの仕事を始めた母をカンナさんは「ニーズがあるっていうことは素晴らしいこと。誰でもできることではないので凄いことだと思ったし、母を選んだ人がいることにびっくりしました」と話しました。一方で、メイコさんがデビューした2歳当時について「不思議と覚えている」と言うと「昨日のことは、覚えてないけどね」と鋭いツッコミを入れたはづきさん。メイコさんに対しては「存在自体が心配」と話すと、カンナさんと共に幼少期の思い出話を披露してくれました。

「母は、普通でいられない。リビングで静かにくつろぐとか、そういうとこ見たことなかった」と話すはづきさんは「今日、友達が来るよ!なんて言うと、突然つむぎの着物に着替えちゃって(笑)さあさあ!おやつはここよって。新しいホームドラマが始まっちゃう」と、カレンダー上では何でもない日も、お祭り仕様にする母との賑やかな日常話を披露。続くカンナさんは「母は、学校にほとんど行っていないから、学校に持っていくお弁当の概念がない」と前置きすると、夏場にあっさりしたものが食べたいとリクエストした際の話を。物凄い大きな風呂敷包みを渡されたそうで「何ですか?と母に言ったらお茶漬けだって言うんです。お茶漬けはタッパーで食べると美味しくないからって大きなお丼とお急須と茶筒に入ったお茶の葉を(笑)お昼ご飯にお茶漬けセットを持ってきたやつがいるって学校で有名になった」と仰天話を暴露し、メイコさんが照れ笑いする中、スタジオを沸かせました。

母・メイコの型破り伝説その2。授業参観はキョンシー、裾上げはホチキス!?
お茶漬け弁当で伝説を刻みつつも、娘たちが幼稚園から高校までお弁当を作り続けたメイコさん。その日々の中には、他にも数々の伝説があったといいます。「時々、朝まで飲んで帰ってきて。缶ビール片手にお弁当作ったり...」と話すはづきさんは、お弁当を作り上げたメイコさんから「気持ち悪いからあっさりしといた」と、お弁当を渡されたそうで、「いや、私は気持ち悪くない。こってりしてていいんですけどと思った」と当時の心境を明かし笑いを起こすと、矢継ぎ早に授業参観の話を披露。時代劇の撮影があったその日、メイコさんは合間を縫って学校に向かったそうですが、はづきさんは「キョンシーみたいに真っ白塗りして。スカーフ被って洋服着て現れた」と恥ずかしかった胸の内を吐露。「白塗りまでしておけば、楽屋にギリギリで入ってもパパパっとできるから、凄い現実的な計算よ」とメイコさんは主張しますが、娘2人からの「怖い」という一言でこのお話は終結しました。

他にも、切符の買い方がわからないメイコさんがトランプのように切符を買い並べ駅員に質問した話や、洋服の裾上げがホチキスだったという仰天話を告白!「常識的なことはあまりないから、私がしっかりしなきゃって子供心ながらに思った」と話すカンナさんは、「2歳半から仕事しているので、仕事しているのが、妻、母をやってるより長い。だから、仕事をしている時が一番普通でいられるんじゃないかな」と母を分析。「父が"あの人をお母さんだと思ってはいけない。中村メイコという人なんだ。僕もそう思っている"と。(父と)"同士"だって言って握手したんです」と"メイコ同盟"の締結が家族円満の秘訣の一つであることを明かしました。

「サワコの朝」はインタビューの達人・阿川佐和子が土曜の朝に素敵なゲストを迎えて送るトーク番組です。MBS/TBS系で毎週土曜あさ7時30分から放送中。ゲストの心に残る音楽と秘蔵トークをお楽しみに!



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