バルサに何があったのか 今夏のうちに考えておくべきだった“監督交代”
レアル・マドリード指揮官ジネディーヌ・ジダンの立場が危ういのではないかとの話題が広まっていたが、それはバルセロナ指揮官エルネスト・バルベルデも変わらない。21日にはアウェイでのリーガ・エスパニョーラ第5節・グラナダ戦を0-2のスコアで落としてしまい、批判が集中しているのだ。
このゲームでは負傷離脱していたFWリオネル・メッシも復帰したが、事態は好転しなかった。早くも今季リーグ戦で2敗目を喫することになり、チャンピオンズリーグ・グループステージでもドルトムント相手に防戦一方となる苦しい戦いでスコアレスドローに終わっていた。サポーターがこの結果に納得しているはずはない。
しかし、バルセロナは動かなかった。同メディアは、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長にも責任があると主張しており、続投の判断は間違いだったのかもしれない。
バルセロナは一昨季にローマ、昨季はリヴァプールにチャンピオンズリーグで大逆転負けを喫しており、リヴァプールに敗れた段階でバルベルデ解任を求める声も挙がっていた。同じミスが2シーズン連続で起き、試合中の采配も機能しなかったからだ。チャンピオンズリーグを制するには指揮官を代えるべきとの考えもあったが、結局は3シーズン目に突入している。
シーズン途中での指揮官交代はリスクも大きく、準備期間がない。会長もこんな早い段階で躓くとは予想していなかったのかもしれないが、バルベルデ続投はミスだったのか。
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