果たしてバイエルン・ミュンヘンは、今夏補強テーマとなっているウィングの答えを見いだすことができただろうか?kickerが得た情報によれば、ブライス・メンデスをリストアップしている模様。所属するセルタ・デ・ビーゴとの契約を2021年まで残す同選手だが、移籍金額2500万ユーロで移籍可能となる例外条項が付随しているところだ。

 スペイン代表としての出場経験もあるメンデスは、これまでスペイン1部51試合に出場し7得点8アシストをマーク。身長は187cmと高さもあり、右サイドを主戦力とし、持ち前のパスやスピードを活かし深い位置に入り込んで決定力もみせる選手。ただバイエルンではマンCのリロイ・サネのような、ビッグネームの獲得を目指しているがメンデスはそれには該当はしない。

コヴァチ監督「レナト・サンチェスは残る」


 その一方でニコ・コヴァチ監督は、レナト・サンチェスについて「残留」を明言した。「話し合いを行なった」という指揮官は、出場機会を思うように得られなかった昨シーズンの中で「彼自身、ここでの将来性もみている」と指摘。「私自身、今季はさらに出場機会を得られるだろうと確信している」と述べている。

 なおスペインのマルカ紙によれば、バイエルンは移籍金4000万ユーロでの例外条項をもつ、RCDエスパニョール所属ボランチのマルク・ロカとすでに合意に達していると伝えたが、コヴァチ監督はサンチェスの残留が「選手を獲得しないという意味ではない」としており、補強の必要性を感じれば動きにでる考えもまた強調している。