ACアジャクシオは12日、フランスリーグに所属するクラブの財務状況を監視する全国経営監査委員会(DNCG)への控訴の結果、2019-20シーズンのリーグ・ドゥ(フランス2部)残留が認められたことを発表した。

コルシカ島に本拠地を置くACアジャクシオは1910年に創設された歴史のあるクラブ。昨年にはJリーグの東京ヴェルディとの業務提携が発表され、2018-19シーズンはその東京Vからの期限付き移籍でMF澤井直人が在籍。そして、同クラブは昨季のリーグ・ドゥを17位で終えて2部残留を決めていた。

しかし、DNCGは2019-20シーズンに向けたACアジャクシオの財政状況を監査した結果、同クラブをフランス全国選手権(フランス3部)に格下げする決断を下した。そして、先月26日にはフランス全国選手権への強制降格処分を言い渡していた。

その後、この処分を受けて、ACアジャクシオは上訴の意向を表明。そして、同クラブは11日にDNCGとの話し合いの場で、今後の財政状況改善に向けたプランを掲示し、この計画がDNCG側に承認されてリーグ・ドゥ残留を許可されたようだ。