アッレグリ退任のユーベ、後任第一候補はシモーネ・インザーギか すでに交渉開始とも

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マッシミリアーノ・アッレグリ監督の今シーズン限りでの退任を発表したユベントスが後任探しに動いている。

フランス代表のディディエ・デシャン監督、トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督、チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督、ボローニャのシニシャ・ミハイロヴィチ監督らの名が候補に挙がる中、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など複数のイタリアメディアはラツィオのシモーネ・インザーギ監督が第一候補だと主張している。

同監督は古巣ラツィオの下部チームで指導者を始めると、2016年にトップチームに昇格して以降、チームに団結力を付けさせ、柔軟な戦術でチームを変えた。今シーズン、ラツィオはリーグでは2試合を残してヨーロッパリーグ出場を狙える8位に位置。さらにコッパ・イタリアでは決勝でアタランタを倒し優勝している。

その手腕をユベントスは高く評価。リーグ5連覇を成し遂げたアッレグリ監督の後任として、すでにスポーツ・ディレクターのファビオ・パラティチ氏がコンタクトを取っているとも伝えられている。

また、イタリアメディアによると、シモーネ・インザーギ監督は20日のセリエA第37節のボローニャ戦に向けた記者会見を欠席。ユベントス移籍に関する質問を避けるためだと指摘する声もある。

だが、ラツィオは2020年までとなっている同監督との契約を2年延ばすことを考えている模様。様々な憶測が飛び交っているが、来季のユベントスのベンチに座っている人物は誰なのだろうか。