最近のリーグ戦16試合におけるバイエルン・ミュンヘンとの直接対決では、これまでヴェルダー・ブレーメンは全てで敗戦を喫しており、加えて敵地では7試合連続で4失点以上を継続。昨年2月に行われたアウェイ戦でも、2−4と敗戦を喫しているところだ。

 だがデイヴィー・クラーセンは「あの時と今の僕たちは立場が違う」と強調。当時は残留争いの最中にあったブレーメンに対して、今のブレーメンは欧州リーグ出場権争いを展開しており、加えてこの後半戦でみればブンデスリーガで唯一、ここまで無敗を継続している。(後半戦ではドルトムントを抑えて順位表では4位)

 しかしながらその一方で、フロリアン・コーフェルト監督は「バイエルンは最近17試合で15勝1分1敗という成績を収めており、今は決してバイエルンと対戦するのにいい時期にあるとはいえない。我々は間違いなく、ドイツ最強のクラブと合間見えることになるのだ」との考えを強調している。

 ただそれでも指揮官は「我々には武器がある」とも指摘、「ただバイエルンが得点しないことを願うのではなく、カウンターを仕掛けて行かないと。どう相手を苦しめていくか、我々にはそのための明確なアイデアがある」と意気込みをみせた。