エリザベータ・トゥクタミシェワ【写真:Getty Images】

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「私は無邪気に信じていた」―複雑胸中にファンから励ましの言葉

 ロシアスケート連盟は27日、3月のフィギュアスケート世界選手権(埼玉)の女子代表3選手を発表。アリーナ・ザギトワ、ソフィア・サモドゥロワ、エフゲニア・メドベージェワに決まった。25日に一度発表された後に再度審議されたが、エリザベータ・トゥクタミシェワは補欠のまま変わらず。自身のツイッターで胸中を明かしていたが、投稿にはファンかはエールが殺到している。

 思いは届かなかった。グランプリ(GP)シリーズのスケートカナダで優勝。GPファイナルでも紀平梨花、アリーナ・ザギトワに続く3位で表彰台に乗った。トリプルアクセルを武器に完全復活を遂げたが、その後肺炎を発症しロシア選手権は欠場。選出の可能性も十分にあったが、結局、補欠のまま変わらなかった。発表を受け、トゥクタミシェワはこう思いの丈をつづっていた。

「私の中にはまだ、小さな女の子がいて、無邪気に信じていた。あなたは彼女を打ちのめした。でも私はファイター。戻ってくる」と胸中を明かし、今後に向けて意欲を示していた。

 投稿にはファンから続々とエールが届いている。

ファンからは続々エール「あなたは今季ベストだったわ」

「リーザ、今季のあなたは誇りに思っていいはず」
「私たちはあなたを信じている。リーザをいつもサポートするわ」
「また戻ってきて、力強く戦って」
「あなたは今季ベストだったわ」
「リーザ、みんな理解しているわ。あなたの道を進んで」
「この選考はおかしい」
「いつもあなたと共にいる」
「この決断はひどい、あなたはベストよ」
「私は泣いている。あなたはそれ(世界選手権)に値するのに」

 また、カナダのスケーター、メーガン・デュハメルも「あなたはいつも戻ってくる。なぜならチャンピオンだからね」とコメントをつけていた。

 2015年の世界女王が再び大舞台に立つ姿を誰もが待ち望んでいる。(THE ANSWER編集部)