Appleも折りたたみiPhoneを開発中、どんなデザインになるのか?
2019年2月10日にSamsungが折りたたみディスプレイを採用したフォルダブルフォン「Galaxy Fold」を発表しましたが、Appleも折りたたみiPhoneを開発中だとみられています。すでにAppleが特許出願済みの資料から、折りたたみiPhoneに採用される可能性のあるデザインが明らかになっています。
United States Patent Application Publication No.:US2019/0053388A1
これがAppleが2018年10月に出願していた折りたたみiPhoneに関する技術説明図。中央付近でディスプレイを横折りするデザインです。
ヒンジ部分の設計は、各社がアイデアを絞る重要な要素です。
「テント」スタイルにすることで、向かい合う二人がディスプレイを確認できる模様。
ディスプレイは外向きにも折りたたむことが想定されています。
Appleならではの出っ張ったバッテリー内蔵ケースにも対応するのかも……
内折り、外折りを駆使することで三つ折りも可能です。
もちろん特許出願した技術は必ずしも製品として登場するわけではありませんが、Appleは時間をかけて折りたたみiPhoneを開発していることは明らかです。Samsungが先陣を切った折りたたみスマートフォンは、Huaweiも近くMWC 2019で5G対応の折りたたみスマートフォンを発表するとみられています。Appleは折りたたみiPhoneを2020年リリース予定との情報もあり、はたしてフォルダブルスマートフォンの需要があるのかどうか、先行するSamsungやHuaweiの動きを注視して市場動向を見極めてから参戦する可能性が高そうです。
・おまけ
「Appleが作る折りたたみiPhoneとは?」というコンセプト画像をLetsGoDigitaが発表しています。
Opvouwbare iPhone van Apple wordt een clamshell smartphone | LetsGoDigital
https://nl.letsgodigital.org/smartphones/apple-iphone-opvouwbare-telefoon/
これが折りたたみiPhoneのイメージ。ノッチデザインではありませんが、これはあくまでプロのデザイナーがAppleの美学を考慮して提案する予想イメージです。
特許出願の内容を考慮して、内にも外にも折りたためる仕様になっています。