チャナティップがバーレーン戦で決勝弾!しっかりと決定機をモノにし、チームを勝利に導いた。(C)Getty Images

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 UAEで開催中のアジアカップは10日、グループAの第2節を行ない、タイ代表がバーレーン代表を1-0で下した。
 
 勝利の立役者になったのは、昨シーズンのJ1ベストイレブンに輝いた、北海道コンサドーレ札幌のチャナティップ・ソングラシンだ。
 
 0-0で迎えた58分、猛然とエリア内に走り込んだチャナティップは、右からのクロスに合わせて左足を一閃。バウンドしたボールを上手くボレーで捉え、豪快に先制点を叩き込んだ。チャナティップはその後も巧みなパスで決定機を演出するなど、持ち前の攻撃センスを発揮した。

 グループ初戦でインド代表に1-4で敗れていたタイ代表は、チャナティップのゴールを守り切って今大会初勝利。得失点差はいまだマイナスではあるものの、勝点3を加えてグループ3位に浮上している。初戦の大敗を受けて監督交代という荒療治を断行したが、ひとまず奏功したと言えそうだ。
 
 今後、タイ代表は14日にグループリーグ突破を懸けて、元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が率いるUAE代表と対戦する。勝点4でグループ首位に立つ開催国を相手に、金髪に染めたチャナティップがどんなプレーを見せてくれるのか注目だ。