月曜午後にはチャンピオンズリーグ16強の組み合わせ抽選会が行われたボルシア・ドルトムント。対戦相手は現在、プレミアで3位につけるトッテナム・ホットスパーとなったが、ミヒャエル・ツォルクSDは「やりやすい部分もあるだろうし、難しいところもあるだろう」とコメント。「魅力的なサッカーをみせようとするクラブ」との評価を述べた。

 ただ火曜日に控えているフォルトゥナ・デュッセルドルフは、その逆の戦いをみせてくることが予想され、深く引いて守ってくるであろう昇格組は「明確なプランをもって臨んでくるはずだ。自らの力、できることできないことをよく理解していることだろう」と説明。「なかなかチャンスを与えてくれないだろうし、カウンターは常に危険だ。そこまでボールを持とうとはしないだろう」と予想している。

 ルシアン・ファヴレ監督は「彼らはフライブルクを相手に2-0で、さらにライプツィヒを相手にして3-0と勝利をおさめているんだ。それが全てを物語っているだろう」と警戒。「マインツ戦だって、7度か8度のビッグチャンスがあったんだ。ここのところの戦いを見る限り、かなり良い準備をして臨まなくてはならないと思う」と言葉を続けた。

 なお月曜日午後の練習では、ダン=アクセル・ザガドゥが不参加。同選手は足に打撲を抱えており、ランニングメニューを実施。残り2試合は全休することになる。一方で膝に問題を抱えここのところ欠場しているヤコブ・ブルーン・ラーセンについては、遠征メンバーとして帯同はしているものの、しかしながらまだオプションとなるかは不透明なままとなっている。