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いつの時代の話かと言われてしまうかもしれませんが、"ガラケー"ことフィーチャーフォンの全盛期には、赤外線ポートを向かい合わせにして連絡先の交換を行ったものです。プライベートな情報交換にはLINEなどSNSを使うこの時代、(システム標準の連絡先アプリが管理する)連絡先データはかつてほど利用しなくなりましたが、SNSを使わない人もいますから、時折連絡先交換のイベントが発生します。

目の前のiPhoneと連絡先を交換するときの最短ルートは、ズバリ「AirDrop」です。お互いにAirDropを有効にしたうえで、データを受け取る側は「すべての人」を許可する設定にしなければなりませんが、送受信は一瞬で完了します。メールに添付するなどの方法もありますが、

iOS 10以降を利用しているのであれば、まずは受信側でコントロールセンターを開いてもらいましょう。画面左上の飛行機ボタンのあたりを長押しすると、左下にAirDropボタンが現れるので、それをタップして「すべての人」を選択すれば受信の準備は完了です。iPhoneをスリープさせないために、適当なアプリでもイジりつつ待機してもらうよう頼めば完璧です。

送信側では、「連絡先」アプリで自分のカードを開きます。急いでいる場合は、「連絡先」アイコンを長押し(3Dプレス)するとアクションメニューに現れる「自分の情報を表示」を選択しましょう。「電話」アプリで「連絡先」タブを開き、先頭に表示された自分のカードを開く方法もあります。

そして自分のカードの下部にある「連絡先を送信」をタップし、AirDrop欄に現れた相手のiPhoneをタップすればOKです。相手のiPhoneには、届いた連絡先データの処理方法を選ぶダイアログが表示されているはずですので、「受け入れる」ボタンをタップすればすべて完了です。こうして文章で手順を読むと面倒そうに感じるかもしれませんが、メールアドレスを相手に伝えるときのストレスを思えば、大したことはありませんよ。