廉価版「Pixel 3 Lite」らしき画像が流出。ミッドレンジスペックにプラ製筐体、イヤホンジャックあり
米Googleが開発中とされる新型スマートフォン「Pixel 3 Lite」の実機らしき画像が、海外サイトにて掲載されています。同時に伝えられているスペック情報からは、同端末がミッドレンジ向けの製品であることをうかがわせます。

以前にも「Pixel 3 XL」の実機画像を公開した実績があるロシア語ガジェットサイトのRozetkedが公開した、今回の画像。同サイトによれば、この端末はコードネーム「Sargo」と呼ばれているそう。また、実際の製品がPixel 3 Liteの名称でリリースされるかどうかは不明です。

さてPixel 3 Liteの外観デザインに目を向けると、現行モデルの「Pixel 3」によく似ていることがわかります。画面上部にノッチはなく、上下ベゼルは若干太め。また背面にはシングルカメラと指紋認証センサーを搭載しています。メーカーロゴが「G」ではなく「C」なのが、若干気になるところ。

一方、Pixel 3 Liteの本体素材はプラスチックで、あまり高級感はありません。また、フロントカメラはシングル仕様となっています。伝えられるスペック情報によれば、画面は5.56インチ/2220×1080ドットの液晶ディスプレイで、プロセッサはSnapdragon 670、4GBのRAMと32GBの内蔵ストレージを搭載。背面カメラは1200万画素で前面カメラは800万画素、バッテリー容量は2915mAhとなっています。



ところで、Pixel 3 LiteではPixel 3/3 XLとは異なり、本体上部にイヤホンジャックが存在しています。また本体下部にスピーカーらしきホールが存在するなど、ハードウェアにも若干違いがあるようです。

最後に、掲載元サイトによればPixel 3 Liteは400〜500ドル(約4万5000円〜5万6000円)程度で販売されるとしています。Pixel 3/3 XLシリーズはそれぞれ799ドル(約9万円)/899ドル(約10万円)と、開発者向け端末と考えるとかなり高価だったので、もしミッドレンジ向けにPixel 3 Liteが登場すれば幅広く受け入れられそうです。