働く女性の職場での口臭問題があきらかに! 口臭が気になると、話が半分しか入ってこない!?

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第一三共ヘルスケア株式会社が全国の20代〜50代の有識女性800人に行った「働く女性が気になる口臭とオーラルケアトレンドに関する意識調査」によると、相手の口臭が気になったとき、相手の話の理解度が約半分に低下してしまうことがわかりました。

■口臭が気になる相手からのアドバイスは、実践度も半減!

口臭が気になると相手の話に対する理解度が下がる以外にも、「口臭が気になる相手からアドバイスをもらった際、素直に聴き入れ実践できていると思うか」という質問に対して半数以上(56.6%)の方の実践度が低下していると感じるという結果に。また口臭が気になる相手は、6割以上が上司。近年1on1ミーティングが世界的にトレンドになるなど職場での近距離コミュニケーションが注目されていますが、口臭が働く環境に悪影響を及ぼしていることが明らかです。

出典: 第一三共ヘルスケア ブレスラボ

出典: 第一三共ヘルスケア ブレスラボ

■相手だけでなく自分自身の口臭も気にしている方が多数!

一方で、約8割の方が自分自身の口臭も気にしているという調査結果に。各年代で見てもほぼ差はなく、「いつも気になっている」と回答した割合が、20代では15.5%、30代では13.5%と非常に高く、若い女性ほど強く口臭を気にしているようです。

■4人に1人が歯磨き粉を複数所持

使用している歯みがき粉の種類を聞いてみたところ、全体の4人に1人(26%)が歯みがき粉を複数所有しているという傾向に。「家族と一緒に暮らしていても、自分専用の歯みがき粉を持っている」「マウスウォッシュやデンタルフロスをオーラルケアに取り入れている」「効果効能にこだわって歯みがき粉を持っている」など口臭に対する意識が高いことがわかります。

■女性の社会進出が口臭予防歯みがき市場を伸ばしている

出典: 第一三共ヘルスケア ブレスラボ

マーケティングライター、世代・トレンド評論家である牛窪恵先生によると、

「近年、口臭予防歯みがき市場が伸びている理由の一つとして、女性の社会進出が考えられます。女性の活躍する 場が広がり、外回りをしたり、取引先と相対するようになったり、重要な会議に参加したりといった、初対面の印象が重要な仕事を担うことが当たり前になりました。第一印象を大切にする中で、エチケットとして口臭予防を念入りにする方も増えています。さらに、男性も、女性が職場に増えたことで、男性自身の体臭や口臭について、これまで以上に気を遣うようになってきました。」

最近では、歯みがき粉を始め、様々な商品が発売されています。エチケットとして、1つ持ち歩いてみてはいかがでしょうか。

【参考】

※ 働く女性が気になる口臭とオーラルケアトレンドに関する実態調査-第一三共ヘルスケア株式会社

働く女性の職場での口臭問題があきらかに! 口臭が気になると、話が半分しか入ってこない!?はWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

WWO編集部

専門家が美容・健康に関する情報を発信する20〜30代後半女性向け情報メディア。自分が「心地よいと感じられる美しさ」を手に入れたいと願う大人の女性に寄り添う情報が満載です。