金谷拓実、東北福祉大の先輩・松山英樹の後に続けるか(撮影:ALBA)

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<アジア・パシフィックアマチュア選手権 事前情報◇3日◇セントーサGC ニュータンジョンコース(6847ヤード・パー70)>
2010、11年と大会連覇を果たした松山英樹。それ以降、日本勢からの優勝者は出ていないが、再び日本に栄誉をもたらすべく松山の後を追うのが、東北福祉大2年の金谷拓実だ。
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今年9月に行われた「アイゼンハワートロフィー 世界アマチュアゴルフチーム選手権」では、世界の強豪アマチュアが集まる中で個人戦2位に入った。本大会には、12位タイに入った2016年以来2度目の出場。2年前に比べて10キロウェイトもアップして、心身ともに大きくなって帰ってきた。
「このコースは初めてですが、傾斜がきつくてグリーン周りが難しい。いい位置からセカンドを狙えるようにしたいですね」と、練習ラウンド2日間はナショナルチームメンバーの中島啓太(代々木高3年)、大澤和也(日本大学4年)らとともに入念にコースをチェック。最高気温32度と灼熱の中でのラウンドを終えても、疲れを見せずに練習場に直行する徹底ぶりを見せている。
現在、世界アマチュアゴルフランクは21位と日本勢で最上位。今年に入る前に目標としていた、ランキングトップ20入りも目前とし、世界を相手に着実に成績を残している。「優勝すればメジャー2試合に出られるし、松山先輩も連覇して世界で活躍しているので、将来へのステップだと思っています」と、優勝者に与えられる、2019年の「マスターズ」、「全英オープン」の出場資格を見据える。コースは違えど、11年に松山が大会を制したのも今年と同じシンガポール。7年ぶりに再び日本勢の強さを見せつけたいところだ。(文・谷口愛純)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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