ヤクルト・小川淳司監督【写真:荒川祐史】

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土壇場で坂口が同点打、26日からマツダスタジアムで広島と直接対決へ

■ヤクルト 7-4 中日(25日・ナゴヤドーム)

 セ・リーグ2位のヤクルトは25日、中日に7-4で逆転勝利。マジック1としている広島のリーグ3連覇を2日連続で阻止した。

 ヤクルトは2-4と2点のリードを許したまま9回へ。しかし、佐藤から1死二、三塁の好機を作ると、大引がライトへタイムリーで1点差に。代打・村上は三振で広島の優勝決定までアウト1つとなったが、坂口がライトへ同点タイムリーを放ち、土壇場で試合を振り出しに戻した。

 その裏は梅野が無失点に抑えると、延長10回には鈴木博から2四球と犠打で1死二、三塁のチャンスを作り、川端が一ゴロ。ビシエドが本塁に送球するも山田が生還し、勝ち越しに成功した。さらに、2死満塁から宮本がレフトへ2点タイムリー。この回3点を奪った。

 その裏は守護神・石山が抑えて勝利。3連勝を飾り、2日連続で広島の優勝決定を阻止した。26日からはマツダスタジアムに乗り込み、広島との直接対決に臨む。(Full-Count編集部)