ベルギー戦の前日会見に臨んだ西野監督。写真:JMPA代表撮影(滝川敏之)

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 2018年7月1日(現地時間)、西野監督がベルギー戦に向けた会見の席で川島永嗣から相談を受けていたことを告白した。

「1、2戦目を終えた段階で、彼とふたりで話をした。彼からですけども、自分の立場やプレーについてかなり話をしました」
 
 コロンビアとの初戦、続くセネガル戦での川島のパフォーマンスはお世辞にも良いとは言えなかった。特にセネガル戦の立ち上がりのパンチングに関しては自ら「ミス」と明言していた。
 
 ただ、それでも西野監督はポーランド戦で川島をスタメンから外さなかった。それはおそらく、「彼だけですね。長い間ヨーロッパで経験を積んでいる選手は。しっかりと自己分析ができていて」と、その経験と自己分析力を高く評価しているからだろう。
 
 川島は西野監督とじっくり話し合いができて「気持ち的にすっきりした部分は大きかった」とコメント。「新しい体制になってから迷惑しかかけていなかったので、そういうのも話ができたのは良かったと思います」と指揮官に感謝しているようだった。
 
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)