イラスト・漫画・小説などの創作活動で、キャラクターに何を着せるのかというイメージを膨らませたり、衣装を描くときの参考にできそうな「イラストファッション・アパレル用語図鑑」が公開されています。

ファッション・アパレル用語索引|モダリーナのアパレル・ファッション図鑑

http://www.modalina.jp/modapedia/

イラストファッション・アパレル用語図鑑は着せ替えファッション検索「モダリーナ」の機能の一部。以下のような感じでずらっとカテゴリが並び、ページをスクロールすると、その下で実際のファッション用語がイラストと共に紹介されています。



例えば「水着」というカテゴリだとこんな感じ。水着にこんなにも種類があるのか……と思うほど多様なスタイルの画像が表示されています。



「眼帯ビキニ」というアイテムを見てみました。眼帯ビキニはトップが四角形の布でできたビキニで、「ホールド力がないため水泳時の実用性は低く、グラビア撮影や露出度の高い見た目のために使われるのみである」とのこと。



「フレアビキニ」はこんな感じ。「バスト部分が広がってみえるため、相対的にウエストラインを細く見せる効果がある」とのこと。



バックスタイルに特徴があるタイプもありました。「バック・クロス・ストラップ」は「着脱はしにくくなるが、ホールド感、女性らしさ、デザイン性は高くなる」もの。



さらに、「クロス・ホルター・ビキニ」は「衝撃に強く、バストの形を選ばない安心感とセクシーさが特徴」



「タンキニ」は「ワンピースタイプよりも着脱がしやすく、ウエスト部の露出が少ない事で主におなか周りの体形を目立たなくしたり、細く連想させる特徴がある」など、それぞれの水着の特徴が細かく書かれているので、実際に水着を購入したい時ならず、創作で「キャラクターにどんな服を着せよう?」と悩んだ時にイメージを膨らませてくれるお役立ちアイテムとなっています。



ページ下部には実際の水着が販売されている通販サイトへのリンク画像もあるので、気になるアイテムの実物を見ることも可能。



「ワンピース」といった洋服の種類が1つのカテゴリとして扱われていることもあれば……



袖やカフスなど、特定のパーツの種類について解説されているものも。袖1つとってもかなりの種類があります。



また、ページトップの「地域・民族順 目次」をクリックすると……



「スペイン」「チェコスロバキア」「チロル地方」「ドイツ」「ノルウェー」といった形で、国ごとのファッションアイテムが並んでいました。ファッションアイテムは帽子・靴・衣服といった衣類から、装飾、配色にまで及びます。



民族衣装を細かく見てみます。オクトーバーフェストなどで見かける「ダーンドル」はドイツのバイエルン地方からオーストリアのチロル地方の女性が着る民族衣装。バイエルン・オーストリア語で「娘っ子」を意味するそうです。



ダーンドルと似つつも異なるアイテムにノルウェーの民族衣装「ブーナッド」があります。こっちは映画「アナと雪の女王」で衣装の参考にされました。



ベトナムの民族衣装「アオ・ザイ」は日常着が青色で、白は未婚、黒は既婚などの意味があるそうなので、創作に登場させる際には注意。



その他のカテゴリは以下のような感じです。

◆襟



◆袖



◆カフス・袖口



◆首・ネックライン



◆水着



◆トップス



◆スカート



◆ワンピース



◆パンツ



◆アウター



◆ベスト



◆セットアップ



◆シューズ・靴



◆帽子



◆ヘアアクセサリー



◆インナー



◆レッグウェア



◆柄・生地



◆バッグ



◆サングラス・眼鏡



◆小物



◆手袋・グローブ



◆部位・パーツ名・装飾



◆配色