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第23回目のお悩み:ここ最近、頻繁に通信速度制限に引っかかってしまいます。そのたびに、追加でデータを購入するハメに……。普段から、気をつけるべきことがあれば教えてください。

通信速度制限に引っかかってしまうときは、外出先でのスマホの使い方も見直しましょう。

キャリアから届く、通信速度の低速予告メッセージと、残データ容量0の通知メッセージ。スマホを使う人にとっては、「ああ、今月も来ちゃったか……」と、残念な通告ですよね。通信速度制限とは、1カ月のデータ通信量が利用可能なデータ容量を超過してしまうこと。私の場合、2、3か月に1度の割合で速度制限に引っかかり、その度にデータを追加購入しています。

通信速度制限に引っかかると、キャリアからこのようなメールが届きます。

もし、毎月引っかかってしまう場合は、プラン自体の変更を考えた方がいいのですが、たまに引っかかる程度なら、そのままのプランの方がトータルの使用料金としてはお得だったりします。そこで、できるだけ通信速度制限に引っかからないために、気をつけるべきポイントを5つご紹介します。

<その1>Wi-Fi環境以外では、なるべく動画視聴は避ける!

スマホを使っていて、データ容量の消費が大きいのが動画視聴。Wi-Fi環境であればいくら見ても問題はありませんが、外出先でWi-Fiにつながっていないときに動画をガンガン視聴してしまうと、あっという間にデータを使い切ってしまうことも。外出先でのスマホの使い方を意識してみることが大切です。

<その2>施設の無料Wi-Fiなどを上手に活用する!

たとえば、カフェやコンビニ、都営地下鉄や都営バスなど、最近ではさまざまな場所で無料Wi-Fiを利用することができます。はじめて利用するときに登録が必要な施設や、登録なしで簡単に使用できる施設などさまざまですが、よく利用する場所の無料Wi-Fiを利用してみるのもひとつの手です。

無料Wi-Fiについてはこちらの記事をチェック!

<その3>SNSの動画の自動再生設定を変更する!

TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSを使っている場合、最近では動画付きの投稿や広告が頻繁に流れてきますよね。タイムラインで流れてくる動画が勝手に再生されてしまうと、それだけデータ通信がかかってしまいます。それをオフに設定しておくだけでも、通信量を節約することになります。各アプリの設定から変更することができます。

Twitterの場合は、「設定とプライバシー」>「データ利用の設定」を開いて、「動画の自動再生」を「Wi-Fi接続時のみ」に設定しましょう。

<その4>アプリの自動アップデートをWi-Fi時のみにする

自動アップデートは、アプリをひとつずつ手動で更新する必要がなく、とても便利な機能。でも、今すぐアップデートが必要ないものまで、Wi-Fi環境にないときでも自動的に実行されてしまい、使わなくていいデータ通信が消費されてしまいます。「設定」>「iTunes StoreとApp Store」を開き、アプリの「アップデート」はオンにして、「モバイルデータ通信」はオフにします。

モバイルデータ通信をオフにしておくと、Wi-Fiに接続したときのみアップデートをしてくれます。

<その5>アプリを使ってデータの残量を確認する!

今日一日でどのぐらいデータを使ったのか、今どのぐらいデータ容量が残っているのかなどをこまめに確認できれば、ある程度自分でデータ使用をコントロールすることができます。でも、毎日My SoftBankやMy auなどにログインするのは面倒。そこで、データ残量がチェックできるアプリをダウンロードしておけば、残っているデータ容量をグラフなどで簡単に確認することができます。

データ容量が少なくなってくると、背景のカラーがブルーからオレンジに変化。ひと目で残量が分かります。

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設定を変えたり、外出先での使い方を少し意識するだけで、通信速度制限に引っかからないような使い方に改善できるかもしれません。そんなに難しいことではないので、今すぐ設定してみましょう。データをちょこちょこ追加購入していると、年間で考えればそれなりの金額に。ムダな出費と思って、ぜひ実行してみてくださいね。

 文/女子部JAPAN(・v・) 内田あり