「実は馬鹿にできない」 世界注目のクラシコ、ベテランMF中村憲剛が語るポイントは?

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中村が独自視点で分析、真っ先に挙げたのは12月に開催されたクラブW杯

 スペインを代表する二大クラブ、レアル・マドリードとバルセロナが激突する“エル・クラシコ”が23日(現地時間13時/日本時間21時)に行われる。

 世界中のサッカーファンが注目する大一番だが、それはJリーガーも変わらない。今季J1リーグで初優勝を飾った川崎フロンターレの元日本代表MF中村憲剛も胸を高鳴らせている一人だ。期待膨らむ一戦のポイントを独自の視点で分析している。

 2016年にJリーグMVPを獲得し、日本代表68試合6得点と百戦錬磨のプレーメーカーが、真っ先に挙げたのは12月にUAEで行われたFIFAクラブワールドカップ(W杯)の存在だ。アジア代表として浦和レッズ(5位)も出場した大会は、レアルが史上初の大会連覇を飾って幕を閉じた。

「クラブワールドカップはポイントだと思います。やっぱり(日程が)変則になるわけですよね。どっちかが試合をやっていたらどっちかが試合をやっていない状態になる。また順位と勝ち点も変わってくる」

 クラブW杯に欧州代表として参戦したレアルは、13日の準決勝アルジャジーラ戦(2-1)、16日の決勝グレミオ戦(1-0)を戦い、リーグ戦は1試合未消化となっている。一方、バルセロナは17日に第16節のデポルティボ・ラ・コルーニャ戦で4-0と完勝。首位を走るレアルは勝ち点3を積み重ね、1試合消化の少ないレアルとの勝ち点差は8から11へと開いた。

 中村は“1試合の差”が少なからず影響を与えると考えており、次のように指摘している。

中村が言及「それが良いか悪いかは…」

「そういうのって実は馬鹿にできなくて、レアルからしたら自分たちがやっている間にバルサがポイントを加算すれば開くわけだから嫌」

 実際、バルセロナは勝ち点3を積み重ねてレアルとの差を広げており、その意味ではプレッシャーを与えていると言える。また、中村はレアルとバルサの調整面やメンタル面にも言及。そうした点もクラシコの見どころの一つになると語る。

「移動もそうだけど、バルサはずっとスペインでやっている。レアルはクラブワールドカップに一回出てまた戻ってくる。それが良いか悪いか、どっちに転ぶかは分からない。優勝してモチベーションがあったままクラシコに臨むかもしれない。そういうところも面白いと思う」

 今回のクラシコについて「いつもどおりのバルサとイレギュラーのレアル」と表現した中村。クラブW杯を制したレアルは意気揚々と本拠地で躍動した姿を見せるのか。あるいは、入念な調整を続けるバルサが敵地で最高のパフォーマンスを見せつけるのか。世界が注目する一戦となりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

【動画】中村憲剛が語るクラシコのポイント

中村憲剛が語るクラシコのポイント