「イグアインは敬意を欠いていた」インシーニェがかつての同僚に呆れる

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▽ナポリのイタリア代表FWロレンツィオ・インシーニェが、かつての同僚だったユベントスのアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインのナポリ戦でのゴールセレブレーションについて言及した。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

▽ナポリは今月1日、セリエA第15節でユベントスと対戦。その試合で古巣対決となったイグアインにゴールを決められ、今季初の黒星を喫した。インシーニェが言及したのはそのイグアインのゴール後のパフォーマンス。ゴールを決めたイグアインはその後、ナポリの本拠地サン・パオロであったにもかかわらず惜しげもなくナポリファンの前で嬉しさを爆発させた。

▽古巣対決となった選手はゴールを決めても喜びを見せないというのがマナーだとの風潮もある中、イグアインは気にせずゴールパフォーマンスを行い、チームメイトと抱き合った。これを良く思わないインシーニェは『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューで「彼はリスペクトを欠いている」として、以下のようにコメントした。

「彼は、僕たちは友達だと言ってメッセージを送ってきた。だけど彼はサン・パオロで僕らを目の前にして喜んでいたよ。失望したよ。彼はリスペクトを欠いていた。言葉が出ないよ」

▽アタッカーたるものゴールは最大の喜びだろうが、相手への敬意は忘れてはいけない。ましてや古巣との対戦では、かつてのチームメイトにこのように失望されかねないためにもより慎重になった方が良いということだろう。