なでしこ、田中の2試合連続弾が決勝ゴール! 優勝を懸けて北朝鮮との決戦へ

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 EAFF E-1 サッカー選手権 2017 決勝大会が8日に行われ、なでしこジャパン(日本女子代表)と中国女子代表が対戦した。

 なでしこのGKは池田咲紀子。4バックは右から大矢歩、鮫島彩、三宅史織、万屋美穂の並び。阪口夢穂と隅田凜がボランチに入り、中盤の右に中里優、左にキャプテンマークを巻いた中島依美、中央には猶本光が入った。最前線は田中美南が務める。

 試合は11分に動く。中島が中央で前を向いてボールを受け、ゴール前にドリブルで運ぶ。シュートを狙える位置ではあったが、裏に走り込んだ田中に丁寧にラストパスを送ると、田中がきっちり左足で流し込んだ。田中の2試合連続ゴールでなでしこが先制する。

 後半に入るとなでしこは猶本に代えて岩渕真奈を投入。その後は中里に代えて籾木結花、足をつった万屋美穂に代えて宇津木瑠美を入れて活性化をはかる。岩渕のヘディングや抜け出してのシュートなどを作るが、追加点は奪えない。粘り強く中国の反撃をしのぎ、このまま試合終了のホイッスル。日本は2連勝を達成し、同じく2連勝した北朝鮮と勝ち点で並んだ。

 優勝を懸けて戦う最終節・北朝鮮戦は15日に行われる。

【スコア】
なでしこジャパン 1−0 中国女子代表

【得点者】
1−0 11分 田中美南(なでしこ)